
こんにちは!アイマーチャントの小川です。
2015年は「読書の時間」をじっくりと確保することが出来ていなかったので、2016年は意識して時間を作ることを決めています。年明けに本屋に行って気づいたことは、1年前と比べると本の趣向がだいぶ変わっていたことでした。
「本棚には人となりが現れる」という僕の勝手な理論があるのですが、その理論で行けば僕の人となりは大分ヤバいことになっています。(笑)
1年という時間は状況を変えるには十分な時間なのかもしれません。
加藤芳郎という男
第91回の休日会議のゲストは株式会社KNOCK 代表取締役社長 加藤芳郎さんです。(上記写真で言えば真ん中の男性)加藤さんには2014年11月23日にお届けした第31回休日会議にゲストで出演していただきました。
改めて1年前の音声を聞き直してみたのですが、加藤さんの営業のノウハウは、この1年で大幅に進化していることを感じました。個人を対象としたビジネスから、法人を対象としたビジネスに方向転換した加藤さんが、様々な苦労を経験した実体験からポイントを話してくれています。
僕自身も全く知らないことが多かったので、普通にガッツリと勉強させていただきました。1年前と比較すると質問で踏み込む深さも深くなっていることにも注目です。(笑)
あまりにガッツリと踏み込んでしまったので、加藤さんは公開することを本当に嫌がっていましたが、何だかんだ話してくれるのは、やはり加藤さんだからでしょう。今回も本当にありがとうございます。

(花火と加藤さん。いい顔しています)
ビジネスの成果を分ける小さな差
営業に関しては議事録で触れることができるほど知っているジャンルではないので、素直に学ばせていただいているのですが、話を聞いていて感じたことは「営業は1つの技術である」と言うことだったりします。
先天的に営業が上手な人もいますが、「技術」であるということは練習を重ねることで上達することができるジャンルではないか?ということです。
技術を身に付ける過程は、「地味な練習の繰り返し」が基本であることは誰しも理解している部分ですが、同時に多くの人がないがしろにしている部分でもあります。
習得していない段階では「何か大きな違いがあるのだろう…」と考えますが、大抵の場合、結果を変えるのは「小さな差の積み重ね」だったりします。つまり、1つ1つに大きな差があるわけではないということです。
僕自身の感覚では「見ている世界が違う」のではなく「見えている世界が違う」という表現がしっくりきていまして、現象に対して注目するポイントや意味づけなどの小さな差が大きな結果の違いを生み出しているのです。
知識だけを身に付けた場合、できるような気になってしまうので「小さな差」に気づけませんが、実際に経験してみるとその「小さな差」から絶望的な距離を感じるものです。(実際には、ある程度出来るようにならないと「差」すら感じることもできません。その点では、加藤さんがどれだけ凄いかという点を僕はまだ把握できていないとも言えます。)
簡単に言葉でまとめると、技術習得のプロセスは『実体験を通じてスキルを身に付ける。そして、自分の長所をより伸ばしていく。』ということになるのですが、言葉で書くほど簡単なことではありません。
失敗する事のほうが多く、満足に出来ることは少ないのですが、それでもやり続けないといけないんですよね。そういった積み重ねが差を生み出していきます。
僕たちはよく、1日でできることを過大評価し、1年でできることを過小評価してしまいがちですが、本当は逆なのかもしれないと感じていたりするのです。時間の使い方に関して、改めて見つめ直す重要性を感じたのでした。
それでは、学びタップリの本編をどうぞ!