わずかな期間で0から参加者500名以上のイベント開催。たなゆかさんの熱量の力に迫る【第336回休日会議】

熱量。この「数字」では計れない側面が、これほどまでに強力なのか!という実例をお届けしていきます。

本日のゲストは株式会社インフィニティ代表取締役の田中有雅さん。

本日のゲストは、女性限定のビジネスコミュニティ「インフィニティクラブ」を主催する田中有雅さんことたなゆかさん。たなゆかさんは、子育てに悩む母親に向けたマザーズコーチとしての活動もされています。

直近では、0から企画を立ち上げて14日間で舞台を整え、500名以上が参加したイベントの立役者。一方で、浅倉ユキさんが代表を務める日本スボラ主婦連盟のアンバサダーとしてスピーカー登壇。

マーチャントクラブのメンバーでもあり、かれこれ2年、たなゆかさんのビジネス構築に関わらせてもらっています。到達したい未来から今出来る事を考える「バックキャスティング」の思考を持つたなゆかさん。僕はいつもたなゆかさんの世界観に刺激をもらう側。ぜひ、たなゆかさんをあなたにも知ってほしいと思っています。

ちょうど収録の2日前に、ご飯を食べに行ってきました。

先日、顧問コンサルの面談以来、初めて2人で食事へ。

ビジネスコミュニティ運営者同士だからこそ話せる事、共有でき事がある中、そこは本編でじっくりお伝えするとして…、わずかな準備期間で、参加者が500名を超えた【日本では報道されないレバノンの真実】。その発起人がたなゆかさん。たなゆかさんの「熱量を浸透させていく力」は凄まじいものがあります。

レバノン・ベイルートの爆発事故から数ヶ月、たなゆかさんは「復興支援」を募っている場がある事を知りました。レバノンに縁があるたなゆかさんは、自身の投稿で寄付を募るのですが、あまり反応がありません。

そこで「まずはレバノンを知ってもらう!これに全力投球!」という事で企画を打ち出していきます。4日間で参加者は500名以上…。熱を帯びて覇気をまとっているたなゆかさんは、瞬く間に舞台を整えていきます。定性的な側面が与える力は改めて多大と感じました。さらには、打ち出した一連の流れも非常にスマート。

そして、その熱量が一度カタチになると、新たな展開が生まれます。そんな背景も含めて詳細は本編でも触れていますが、馬場ふゆかさんが「レバノンイベント」を考察した記事があるので、ぜひ見てみてください。

4日間で500人以上が参加したオンライントークイベント

徹底的に向き合う事で見えてくる「たなゆかさん」の個性と力

ビジネスはお客さんの役にたってこそ存在価値があります。なので、需要に応えるという視点は必要です。たなゆかさんのビジネス構築の際、僕は「現状や過去のデータを分析したうえで方策を考える」というフォアキャスティングの形で、ビジネスモデルを提案していました。ここは完全に僕の判断ミス。もちろん、この流れに当てはまる人の方が多いのですが、たなゆかさんは違います。

僕はたなゆかさんの事を知れば知るほど、達成したい未来に焦点を合わせて、その一歩のために何が出来るか?というバックキャスティングが「田中有雅」の魅力と力を最大限発揮できると気付きました。コンサルタントはクライアントに育てられる…とはまさにこの事。

対話を積み重ねていく事で、どんどん見えてくるようになりました。コンサルタントとして活動されている方の中には、成果はもちろんのこと、各々で大事にしている事があると思います。僕の場合は、興味を持って「その人自身」を知る事です。(なので、必ず「面談」をしています。)

販促設計は実体験やクライアント事例が無数にあるため、不変的な部分、市場の状況、トレンド、時代背景などをブレンドしながら調整していく事ができます。が、数値化出来ない熱量の強さや思いへの理解は、参謀役として欠かせないと僕は考えています。

先日のinfinityクラブメンバーからの質問回に引き続き、infinity主催のたなゆかさんトークをぜひお聴きください。また、たなゆかさんのTwitterFacebookも覗いてみてくださいね!

わずかな期間で0から参加者500名以上のイベント開催。たなゆかさんの熱量の力に迫る【第336回休日会議】

PS 余談 / 独り言

何だかツラツラと自分の事を書きたくなってきました。長いのでPSに持ってきました。

本編で「ひとりでやる事をやめるという選択」について触れています。これは勇気のある決断だと僕は思うのです。特に個人でビジネスを始めた方には、人付き合いをせずにパソコンだけで出来るというフレーズに強く興味を持った事があるのではないでしょうか。ひとりでやる事はストレスフリーな印象も強いけれど、僕の場合は逆でした。

学生時代の文化祭のように、あるいは体育祭のように、皆で準備をしていく中で様々な壁にぶつかり、そんな中でも前日のワクワク感が何とも心地よかったり。打ち上げの時は、関わった仲間だけが共有できるストーリー(思い出)があって、楽しさも苦労も共有できる事は大きな醍醐味。

尽きる事のない会話の中で、大きな充足感と活力に繋がる。共に生きる、共に歳を重ねるというのは想像以上に素敵な事だと思っています。僕のように「何も持っていなかったど素人」が、18年間ビジネスを満喫できているのは、周囲のおかげに他なりません。傷ついた数よりも救われた数の方が圧倒的で、難しい話は抜きに、僕は僕の人生の選択に満足しています。

僕のような感性や直感を優先にした生き方は、理性や理論に忠実な方からすると、非常に幼稚でお花畑の世界観、もしくは少年ジャンプか!と思う方もいますよね。実際、自分でも子供だと思う事がたくさんあるし、漫画が大好きだから仕方ないです。でも、ロジカルに組み立てる事を捨てているわけではありません。学ぶ時にも、「こうしょうましょう。なぜなら〜」と、理論立てて説明されていなければ理解に時間もかかりますよね。

ただ、僕がビジネスを始めた大きなきっかけは「白紙のキャンパスに自由に描ける楽しさ」に加えて「最大の自己表現の場だ!」と、22歳の時に感じたからです。ずーっと音楽に夢中だった学生時代は、自己表現のフィルターが音楽でした。それが今はビジネスに取って代わっただけです。この自己表現は必ずしも大衆に向けたものではなくて、都度出会った人、ひとりのためでも良いのです。

僕なりに自分で選んだ道を全うした時、歩んできた道を振り返った時に、どんな景色が見えるのか?まだまだ道半ばですが、場数を踏んでいきながら「僕の考え方」をまとめていく事で、誰かの心に火を灯せるような人になれたら…それはもう贅沢すぎるご褒美だなと!

ちなみに、自分が何に向いているのか?自分の強みは何なのか?こうした事に興味がある方も多いと思います。が、僕自身未だによくわかっていません。ウェルスダイナミクスの診断を受けた事もありますが、それは共通の会話ネタがほしいというのが理由でした。向いている事がわからないというのは、捉え方次第では「希望に満ちている状態」だと思っています。まだまだ自分自身が何者になっていくのかわからないという楽しさを存分に味わえる!

現時点で取り組む事に迷いがある方も、何がやりたいとか、何に向いているという事以上に、取り組んだ先でどんな感情を持ちたいか?どんな心の状態を体験したいか?という事にシフトするのもお勧めです。

マーチャントクラブも10月17日で6周年。そしてほぼ同時期に僕も40歳に。もっともっともっともっと精進します!LINEでのご質問ご感想は24時間365日お待ちしております!