ビジネスで結果を出している人の共通する目のつけどころ!【第195回休日会議】

1月が始まって2週間。今年は既に3本のセミナーをやってきました。何かをセールスするセミナーではなく、手法の解説を中心とした講義です。このペースでセミナーをやるのは初めての事で、準備も含めると年始から資料作りの日々でした。

セミナーの何が楽しいかと言えば、俄然終わった後の懇親会♡気合いを入れて頑張れば頑張るほど、初めましての方々とも仲良くなれるという自分ルールがあります。また、講師出張の場合は、主催者の方も含めて初対面が大半なので、常に気を引き締めて初心に立ち返るきっかけにもなります。

先日10日は新宿、11日は本厚木で開催しました。山田稔さんの日本ソーシャルコミュニティ協会で立ち上がった勉強会コミュニティです。山田稔さんとは、かれこれ10年以上のお付き合いで、菅智晃の書籍をすべてプロデュースしてくれています。


山田稔さんの出版プロデュースの第一号が僕。1冊目の「メール起業40の成功法則」(2007年)、2冊目の「小さくて強い会社の作り方」(2014年)、どちらも山田稔さんにお世話になっています。

1冊目、当時26歳だった僕は本を出す経験がしたくて、何でも良いから書きたい!という発言をしてしまうダメっぷりでした。コンセプトもなければ、大義もない状態…。あとがきに謝辞を忘れ、本を出した達成感に満足してしまって、その後の販促は自然の流れに身をまかせるという…。絶対に著者にしてはいけない人を、山田さんがつい著者にしてしまった感じです。照

また、僕が書いた原稿に「(笑)」が大量に入っていて修正を指示された後、全部「♪」に置換して提出した事もありました。今考えると恐ろしくて震えます。が、当時の僕はそれくらい著者にしてしまってはいけない存在だったのに、1から面倒を見てくれました。

2冊目の時は、一目散にあとがきの謝辞から書いた事は今でも鮮明に覚えています。増刷する事も出来て、販売から4年経った今でもコツコツと販売を積み重ねています。

出版は、著者への先行投資とも言えます。売れなければ当然赤字で、1冊の本が出来上がるまでには多くの人たちが関わって書店に並びます。さらに、初出版で売れなければ打率0割。プロデュースしてくれた山田さんのためにも、自分のためにも全力で販売する事こそが、次の活路へとなります。生意気な若造に対して、色々と身を持って教えてくれた事は貴重で、本当に感謝しています。

そんな僕も今ではマーチャントブックスの総合監修。僕のこんな背景があると著者側は不安かもしれません。でもでも、この経験があったからこそ、著者として意識する事をはじめ、1冊の本が出来るまでの流れやキャンペーンの展開方法に詳しくなりました。


2016年は石原佳史子さん著「人生もビジネスも流されて入ればうまくいく」、2017年は伊藤勘司さん著「ずーっと売れるWEBの仕組みのつくりかた」、そして今年の春には佐藤旭さんの書籍がマーチャントブックスから出版されます。さらに年内には海江田和記さんの出版も確定し、同じ事務所で一緒に活動している井坂光博さんの出版も見えてきたという所まできています。

マーチャントブックスの立ち上げのきっかけとなった厚有出版の金田さん(マーチャントクラブメンバー)はもちろんですが、初出版から10年以上経った今も、僕に出版魂を植え付けてくれた山田稔さんの存在は非常に大きくてありがたいなと感じています。

どの業種でも、抜き出る人には共通の視点がある

本日の休日会議は、連日セミナーだった出来事を振り返り、僕が厚木の懇親会で感じた事をお伝えしています。厚木のコミュニティ主催者の杉山さんと飲んでいる時、大きく結果を出している人にはやはり共通の視点があるなと。

教えてくれる人や環境がズラリと整備されている今、飛び込む場所での相性もありますが、回答は教わるもの、解法は教わるものという、ある意味思考停止状態になりがちです。意識をしていかないと、自分で考える力を培う事から遠ざかってしまう側面もあります。

では、どういう視点で何を考えれば良いのか?ぜひ休日会議をお聞きください。


【第195回休日会議】
ビジネスで結果を出している人の共通する目のつけどころ!