求められる「コミュニケーションの質」の変化【小川議事録280】

こんにちは!アイマーチャントの小川(@ogawakenta)です。

この記事を目にしてくださっている方にとっては退屈な話題だと思うのですが、ボディメイク競技シーズンのピークを迎えています。ちょうど日本一を決める大会が開催されていて、レベルの高さに震えています。(ここ1~2年で競技者人口が増えて、レベルが爆上がりしています。)

時間の経過とともに基準が変わるというのは、よく起こることでして、ネット上でのコミュニケーションでも変化が見られます。

(今回の休日会議では「コミュニケーション」がテーマの1つだったので、記事では関連した内容をお伝えします。)

求められる「コミュニケーションの質」の変化

先日、興味深い記事を発見しました。

→ ゼロクリックサーチ50%超え時代に、マーケターはどう対応するべきか

2019年6月の調査によると「検索結果に満足して検索を終わらせた人」=「クリックしなかった人」=「ゼロクリック」の割合が50%を超えたというのです。

SEOの権威と言われる人たちは少し前からこの傾向について触れていて、現実に現れてきたという印象を持ちます。

もちろんクエリにもよるでしょうが、集客を検索エンジンだけに頼るとなると、今後ますます厳しくなっていくことが予想されます。

そうなると注力すべき対象の1つはSNSとなるわけですが、SNSでも環境が変わっているとされています。

記事ではソーシャルリーチに影響を及ぼす要因について2014年と2019年の比較が行われています。

【2014年】
・Twitter:フォロワー数の多いアカウントからのリツイート
・Facebook:友だち数の多いアカウントからのシェア
・Instagram:いいねの数
・リンクドイン:有力者からのシェア
・Youtube:再生数、埋め込み、リンク、キーワード

【2019年】
・Twitter:コメント&クリック>リツイート&いいね
・Facebook:コメント&メッセージ>シェア
・Instagram:コメント>いいね
・リンクドイン:コメント&メッセージ>シェア&いいね
・Youtube:再生時間>再生数

傾向としては同じで「ユーザーとの関係性を重視している」と言えます。各社がコミュニケーションをデータとして捉えられるようになったとも言えると考えます。

「ユーザーのためになるコンテンツを作ろう」とは良く言われることではあるのですが、結局は発信側と受け取り側の双方で、しっかりとコミュニケーションを取れということなのでしょう。

方法論は複数あることに加えて、時代によって変わってくる部分があるので、表現としてはどうしても抽象的になってしまいますね。

一番良いのは自分自身が気持ち良いなと思ったコミュニケーションを自分の媒体に落とし込む努力をすることだと思うので、意識していきたいところです。

本編はこちらからどうぞ!

→ 【第280回休日会議_音声直リンク】26:45