インターネットビジネスの「一発退場」について【小川議事録227】

こんにちは!アイマーチャントの小川(@ogawakenta)です。

関東地方、再び気温が上がっていまして、鬼のように暑い日が続いています。一度涼しさを経験したことで身体の中の温度調節機能がリセットされたのか、連日35度越えが続いていた時よりも身体が感じるダメージは大きいような気がします。今日も気温が上がって37度ぐらいになるとか…お出かけの際には十分な熱中症対策をお忘れなく。

今週の休日会議は名古屋勉強会の振り返りといただいたご質問に対して回答をお話させていただいている回となっています。1回あたり15分程度に収めようとは思っているのですが…ついつい話が長くなってしまうのは、改善しなければいけない点ですね。(汗)

そしてこれは別件ではありますが、だいごろさんに新しいジングルを作成していただきましたので、近いうちに新しいジングルでお届けさせていただきます。こちらもお楽しみに!

インターネットビジネスの「一発退場」について

名古屋勉強会の振り返りは音声と本編の記事で紹介されている相羽さんの動画にお任せすることにします。(音声でもお伝えしている通り、個人的には学ぶことが多く、実際に行動に移せているものが多いです。刺激的でした。)こちらの記事ではいただいたご質問を紹介させていただきつつ、音声でお伝えしたことを文字にしたいと思います。

初めて質問させて頂きます。
Sと申します。

私の質問は、ネットビジネス業界に多い「一発退場」についてです。

私は主にアフィリエイトとせどりを行っていますが、例えばAmazonや楽天、グーグルアドセンスなど、予告なく、ある日突然アカウントが停止になることがあり、それについて、公式からは一切理由を教えてもらえません。

しかも、理由なく一発退場なうえ、同じ名義では二度とアカウントが作れないという、いわゆる「敗者復活」が容易に出来ないシステムになっているASPが結構あります。

私は、ビジネスとは常にチャレンジするものであり、ASP側もそういった人材を応援すべきだと思っているのですが、実際はもの凄く規約が厳しく、面倒なことが多いです。

それだけ、規約を守らない人や、不正を働く人が多いのかもしれませんが、なぜ敗者復活が容易に出来ないシステムになっているのでしょうか?

投資などもそうですが、規約を守ってやっていても、いきなり予告なく口座が凍結することはよくあります。

もちろん、理由は教えてもらえません。

もし何か問題が起きた場合でも、運営側とユーザー側が、双方納得がいくまで話し合えるASPがあったら、多分一人勝ちだと思うのですが、どうでしょうか?

以前、菅さんはSNSなども運営していたことがあると思いますが、運営側としては一発退場の方がラクなのでしょうか?

最近は、自分で「一発退場」の一切ない、ユーザーと積極的に話し合えるASPを立ち上げることなども考えていますが、やはり個人では難しいでしょうか?

ちょっとズレた質問かもしれませんが、アドバイスがあればよろしくお願いいたします。

どういった状況でアカウントが停止されたのかがわからないので、想像でお伝えするしかないことをご了承ください。

これは勝手な想像ですが…「規約を守らない人」や「不正を働く人」はごく一部の方で、ほとんどの方は真面目にビジネスに取り組まれていると考えています。この話はインターネットビジネスに限った話ではなく、どんな業界でも言える話だと思うのですが、そういった一部の方のせいで業界全体のイメージが悪くなるのは困った問題です。

各サービスが掲げている「規約」は、自社サービスやサービスに関わる人を保護するためのものです。ASPであれば、広告主と購入者、アフィリエイターという3者との関係性があり、どこかにひずみが生まれるような行為が許されないのは当然です。(わかりやすい例を挙げると、アフィリエイターが無料会員登録案件で架空のユーザーを登録して広告主から報酬を得ることは広告主に何1つメリットがありません。ASPと広告主の関係性が悪化することは明らかでASPはそのアフィリエイターを規約違反としてBANする可能性は高いでしょう。)

あとは菅さんが仰っていたようにASP側の「例外を作りたくない」という気持ちも大きいでしょう。規約違反からアカウントが停止になった人が改心して新たにアフィリエイトを始めようと思ったところで、ASP側からすると再び規約が破られない保証はどこにもないわけです。ASPもビジネスでやっていますから、手間のことを考えたら設定したルールに沿って判断していくしかないのかなと思います。

新しいアイデアを試す場合、心配であれば事前にASPの担当者さんに相談してみることをお勧め致します。真面目な問い合わせにはきちんとした対応をしていただけますよ!

それでは、本編はこちらからどうぞ。

→ 【第227回休日会議_音声直リンク】24:14