ストーリーの威力とデメリット、そして実例【小川議事録158】

こんにちは!アイマーチャントの小川(@ogawakenta)です。

GWに突入しましたが、いかがお過ごしでしょうか?ゆっくりと過ごされている方や「ここぞ!」と作業に打ち込む方がいらっしゃるかと思います。どちらにしても休日会議をお供にしていただけると嬉しいです!(僕のGWは溜まり上げたタスクを消化することに充てます。作業中のBGMとしての休日会議、お勧めです。)

ちなみに、今回のアイキャッチ画像は先日の仙台遠征での椎名さんを捉えた1枚です。前々から「椎名さんはどこにでもいるなぁ~2人ぐらいいるんじゃないかな~」と思っていたのですが、本当に2人いました。もう一人の自分と対話している瞬間です。(笑)

さて、前回はお休みしてしまった「100回前のコーナー」ですが、今回より復活しております。第58回休日会議からは4回連続で「ハオロンさんと休日会議」をお届けしております。僕も久々に聞き直しましたが、やはりハオロンさんのトークは一級品です。(笑)

記事と合わせて是非チェックしてみてください!

【第58回休日会議】ハオロンさんと休日会議(第1弾)

【小川議事録58】存在意義(ハオロンさん対談1/4)

ストーリーの威力とデメリット、そして実例

今回の音声の中では1つのマンガLPを紹介させていただいております。見て貰えればわかると思うのですが、人を惹きつけるマンガでして、僕自身とても勉強させていただいております。改めてストーリーの強さを感じさせられました。

ストーリーの作り方といえば「神話の法則」が有名ですよね。ハリウッド映画でも採用されているという鉄板のストーリーの「型」の存在が語り継がれています。

1.日常の世界
2.冒険へのいざない
3.冒険の拒絶
4.賢者との出会い
5.第一関門突破
6.敵との戦い・仲間との出会い
7.最も危険な場所への接近
8.最大の試練
9.報酬
10.帰路
11.復活
12.帰還

全12要素を順番通り満たすストーリーは人の共感を呼ぶとされていまして、僕らが目にしている作品にも多々組み込まれていることを感じることができますよね。

確かにこれらの要素の全てをストーリーに組み込むことができれば大ヒットしている映画を作れるのかもしれませんが、実際にやってみると大きな壁にぶち当たります。簡単に言えば「めちゃくちゃ難しい」んですよね。

これまでストーリーを作ったことのない素人が、いきなり神話の法則に則ってストーリーを構築するのは無理がありますし、各要素がフィクションに寄っていることが多くて全てを取り入れることが困難です。

ストーリーにすることで「何となくまとめること」はできるのですが、どうしても長くなってしまいます。「心を動かすようなインパクトのある話を作ることは思っている以上に難しい」というのが僕の感想だったりします。

逆に考えていることは「型に合わせようとしているから苦しくなる」ということです。ハリウッドで大ヒットするような映画を作るのではなく、お客さんの心に響くストーリーを作るのであれば要素は12個も不要です。5つの要素でシンプルに構築できると考えます。

「きっかけ→出会い→試練→成長→結論」この5つで十分かなと。言葉にして並べてみると、セールスレターに描かれているストーリーそのものですが、やはりそれだけ効果のある構成だということなのでしょう。10年近く様々なレターを見てきていますが、基本的なストーリーは昔から変わっていません。

セールスレターが溢れかえっている今、ストーリーに触れて貰うキッカケの答えの1つは「マンガ」なのかもしれません。マンガとは言え、自分で絵を書かなくても作れます。今回話題に挙げているマンガは二次使用が完全フリーで公開されている「ブラックジャックによろしく」の絵を並び替え、セリフを足して作られたストーリー勝負のマンガとなっています。騙されたと思って、まずは1話に触れてみることをお勧めいたします。

→ マンガのストーリー構築順番にも注目しましょう!

本編はこちらからどうぞ!

→ 漫画LPの未来を見た。ベストオブ漫画LPはこれだ!【第158回休日会議】