僕ら一人ひとりが賢くならなければいけない【小川議事録127】

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今回の写真には特に意図はありません。

こんにちは!アイマーチャントの小川です。

音声収録後の帰宅途中では人身事故の影響を受け、同じホームで電車を待っている青年とTシャツが被り、何故か4か所ほど蚊に刺されておりますが僕は元気です。激しかった週末も終わりに近づいておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

議事録の書き始めがここまで遅くなることも珍しいのですが、焦ったところで事態が好転するわけでもありませんので、逆に一息つけてから記事を書き始めております。まだあわてるような時間じゃありません。(仙道風)

この議事録は、本編が公開される前に公開するからこそ(速報的な意味で)価値のあるものだと考えていまして、その意味では今日は役割を全うできなかったと反省しています。…ですが!!ここは逆に考えることにしまして、いつもは文字にしないようなことを好きに書いてみようと思った次第でございます。お時間のある方はお付き合いくださいませ。

今回の音声では昨日のセミナーでお話いただいた「特典」をテーマにセミナーの概要をお伝えいただきました。ビジネス系の教材に特典をつけて販売するという流れは、今や当たり前となっておりますが、やり方として工夫できる余地はまだまだあります。大枠の考え方と細かなテクニックの両方を解説していただいておりますので、詳しくは本編をご確認ください。

そして音声の後半では、いつも通り「100回前を振り返る」のコーナーも開催しております。

【第27回休日会議】ビジネスを教える市場の闇と決別しよう

【小川議事録27】たりないふたり

「マーケットインの闇」をテーマとして語っている回でして、久しぶりに聴きなおしてみることで、約2年前の市場環境を的確に表していたなぁ…と、当時のことを色々と思い出していました。(笑)

あれから約2年という時間が過ぎまして、僕自身の考えが多少変わったところもありますので、思うところをまとめてみます。

僕ら一人ひとりが賢くならなければいけない

唐突な話なのですが「ポンジ・スキーム」という言葉をご存知でしょうか?

親愛なるウィキペディア様から引用させていただきますと…

ポンジ・スキームとは、詐欺の一種で、「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと謳っておきながら、謳っていることとは異なって実際には資金運用を行わず、後から参加させる別の出資者から新たに集めたお金を(やはり運用せず)以前からの出資者に“配当金”などと偽って渡すことで、あたかも資金運用が行われ利益が生まれてそれが配当されているかのように装うもののこと。

ウィキペディア「ポンジ・スキーム」より

という投資詐欺でよく使われる方法論の1つでして、日本国内でも色々な事件を耳にします。傍から見ると「えぇ…」と思うような話が多いのですが、勧誘の手口は巧妙でして、欲に目がくらんでしまった当人では、なかなか気づけないことも多いようです。

…と、全く関係の無い話から入ってみたのは、とある方から意見を求められた話の内容が、ポンジ・スキームそのものだったからです。

調べてみると…こういった類の話はずっと昔から存在しておりまして、手を変え品を変え行われ続けています。もちろん騙す人が悪いのでして、被害者を減らすために、法の整備が行われたり、様々な啓もう活動がされているわけですが、未だに被害者は後を絶ちません。非常に残念なことではありますが、騙される人が多いからこそ、今なお続いている仕組みであると考えています。

話は全く別物ではありますが、一部の「幻想を売りにしているビジネス」においても同じことが言えると考えています。一般常識では、どう考えてもおかしい話ではあるものの、幻想を見てしまって…という話は、ある意味で誰もが通る道なのかもしれません。(笑)…ただ、いつかは気づかなくてはいけないことは「そんなに甘いものではない」ということです。

結局のところ…彼らが存在できる理由は、顧客対象でもある僕らが彼らの存在を受け入れてしまっているからとも言えるでしょう。誰もが相手にしなくなったとしたら、そっと消滅していくはずです。そのためには、僕ら一人ひとりが賢くなって、まともな話だけが受け入れられる土壌を作っていくしかないと信じているのです。

こういったメッセージは、とても反応が悪いことは知っているのですが(笑)、繰り返し伝えて行く他ないと考えている次第です。なんだか暑苦しくなってしまいましたが、詳しくは本編をどうそ!

→ 訴求効果をアップさせて成約率を上げる方法【第127回休日会議】