アウトプット勉強法と教えるビジネス【小川議事録81】

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こんにちは!アイマーチャントの小川です。

なかなか風邪が治らず、大人しくしていると記事に使う画像に困るという現象に悩まされます。イベントごとの写真はマーチャントクラブのサイトの方でほとんど使ってしまうという…(笑) とりあえず、手持ちの写真を引っ張ってきました。(楽しくUNOをやっている時の写真です。)

アウトプット勉強法と教えるビジネス

今回の休日会議では「教える」ということに焦点が当てられています。僕自身は偉そうなことが言える立場にあるわけではありませんが、自分の経験を通じて言えることは「教えることはかなり難しい。」ということだったりします。

ビジネスにおいて教えることが難しい理由は「絶対的な正解がないから」です。手法は人それぞれ、正解も人それぞれの世界で、独自の正解に導く行為は決して簡単ではありません。名プレイヤーが必ずしも名監督になれるわけではないように、自分自身で実践することと教えることは100%一致しているわけではありません。

自分自身の考え方や手法を徹底的に教える行為は1つの形を覚えてもらうには良いと考えていますが、大切なことはその人自身の見方・見え方を育てることだと考えているので、本質的な行為ではないと考えてます。…かと言って「自由にやってください。」と言われても困ってしまう気持ちも重々承知しているので、いつもバランス感覚に悩まされます。

音声でも話している内容ではありますが、教えていく中で勉強させてもらっているのは教えている側も同じであり、教える側・教わる側の両方が成長していくのが正しい姿であると感じています。

教わる側の心構えとして重要なことは「アウトプット」であることは今までも散々触れてきましたが、「アウトプット勉強法」と呼ばれるものがあることを知ったので、改めて触れてみることにします。

結論から書くと「アウトプットを意識したインプットをすること」です。インプットする前にテーマ(問い)を決めておき、その答えを求めるようにインプットを行います。インプット直後に、用意していた問いに答えられるようになっていることがポイントです。

僕自身もかなり経験のあることなのですが、特に意識をしないで書籍を読んで内容を覚えているものはほとんどありません。あるのは「この本、読んだ!」という事実と、有益な知識を得た(ような気がする)充実感だけで、具体的な内容は覚えていないし、自分自身の行動にそれほど影響していないものです。

テスト勉強をしている時のことを思い出してもらうとイメージしやすいかと思いますが、集中力と記憶の定着率を高めるためには「後で答えを書くこと(説明すること)」がポイントとなります。ある程度プレッシャーをかけた状態でインプットしないと、記憶は全然定着しません。

自分自身が効率的に成長していくためにも、どんどんアウトプットしていくべきで、教える経験を持つべきだと感じています。アウトプットする場所や教える機会は、その気になれば持てる物なので積極的に手を挙げていくようにしたいですね!

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⇒ コンサルタントのスキルアップは初動の超アナログ姿勢が鍵【第81回休日会議】