期待を超えるクオリティが満足度を上げる【小川議事録88】

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こんにちは!アイマーチャントの小川です。

私事ではありますが…先日、自作PCに手を出しました。新しいPCから記事を更新しているのですが、クローム(ブラウザ)を同期しただけで簡単に更新ができています。クラウドってすごい…と思いました。

休日会議も2015年最後の更新となりましたが、この1年をガッツリ振り返る…ということは特になく、いつも通りの更新です。(笑)今回の話題は京都(本能寺)で行われたマーチャントクラブについてです。

京都での出来事は(議事録の更新の後に)マーチャントクラブ公式サイトで記事を書きますが、議事録ではその一部分でもある「似顔絵」について感じたことをまとめていきます。

これはかなりの余談ですが「カリカチュア」という技術をご存知でしょうか?ウィキペディアの説明文を載せておきます。

カリカチュア(英・仏: caricature、伊: caricatura、独: Karikatur)は、人物の性格や特徴を際立たせるために(しばしばグロテスクな)誇張や歪曲を施した人物画のこと。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2

新聞の風刺などで目にした機会があるのでは?と思うのですが、今回使っている写真がまさにそれでして、中山さん・大野さん・小川という、せどり部3人組で描いてもらいました。

似顔絵の出来上がりを見せてもらった時の非常な微妙な空気(おのおの傷つきながらも現実を受け入れようとする姿勢)は体験しないと伝わらないものがあるとは思いますが、本当に貴重な経験となりました。(笑)

似ている似ていないという話は置いておいて、似顔絵専門店のビジネスモデル自体が面白かったです(とても参考になりました)。店舗で似顔絵を描いてくれる会社なのですが、この会社はカリカチュアの技術を教えるビジネスも展開していました。(カリカチュア教室の告知がいっぱいありました。)

収益を上げるビジネスである似顔絵事業が、別の柱であるカリカチュア教室事業の集客を伴っているモデルは非常に効率的でした。アイマーチャントでは「ビジネスモデルで稼ぐ」ということをテーマとしているのですが、この店舗の形がまさしくそれで、見ていて気持ちの良いものでした。

…と、今回も余談が長くなってしまいましたが、そろそろ本編に入りたいと思います。

期待を超えるクオリティが満足度を上げる

音声でも話をしたことではありますが、似顔絵を描いてもらって感じたことは「デフォルメって大事」ということでした。自分自身の特徴を大げさに表現することは、個人でビジネスを展開する上でも非常に重要なポイントです。

菅さんはマーケティングを「サプライズをする感覚で」と表現していますが、サプライズで感動するのは期待(想像)を超えるからこそです。つまり、お客さんの期待を超えるためには、前提条件として「期待」を持ってもらう必要があります。全く知らない人からサプライズプレゼントをもらった場合、感動する人は変で、ほとんどの人が感じる気持ちは困惑でしょう。…当たり前ですよね。

期待を持ってもらうためには、認識をされる必要があります。『小資金マーケティングならアイマーチャント』といった自社の強みをアピールしておくことが認識に繋がり、認識が期待となるわけです。これは個人の方でも同じ話で、「●●が専門の○○さん」という認知をしてもらうことで、超えるべき「期待」はわかりやすいものとなります。(認知のされ方を間違えると、その後の展開が非常に苦しくなってしまうのですが、その話はまた別のどこかで…)

それで、認知をしてもらうために必要となってくるのが「デフォルメ」だと考えています。これはある意味で「キャラ設定」にも通じる部分があります。どんなお客さんに手を上げてもらいたいのかがハッキリしていること(伝わること)が重要であって、仮に事実であったとしても『何でもできます!』と言うことはお客さんにとって分かりづらくなってしまうのです。

自分自身の強みを自分で見つけるのは非常に難しい話ではありますが、どの部分をどのようにデフォルメするか?という行為が個性を発揮するポイントであり、楽しみながらビジネスにのめり込むコツでもあります。

2016年にはマーチャントクラブの説明会も始めようと思っていますが、まずは説明会に来てくれた人の期待を軽く超えられるように更に精度を上げれるように、年末年始は作業に没頭したいと思います。期待しておいてもらって大丈夫です。…と、告知になってしまったことには触れないでおきます。

本編はこちらからどうぞ!

→ 2015年最後の休日会議をお届けします。【第88回休日会議】