目標はどのように設定するべきか?【小川議事録323】

こんにちは!アイマーチャントの小川(@ogawakenta)です。

この記事を書いているのは6月26日(金)12時です。(今週は少し早めに更新です。)

日本国内の新型コロナウイルス感染者数は18,110人で先週と比べると+311名となっています。人数が増えてきた時には再び自粛ということもあるんですかね…

目標はどのように設定するべきか?

今回はアイ(Eye)さんから質問を頂き、回答させていただいた音声となっています。いただいた質問は下記の通りです。

菅さんと健太さんは、起業してまもない頃、目標値(売上やお客様の数など?)をどのように立てていましたか?
そしてそれは、ビジネス拡大にあたってどう変化していきましたか?

私は、やりたいことはたーくさんあるのですが、稼ぎたい!の欲があるわけではありません。

企業勤めの頃と比べて、ワーカホリックにならずに同等の収入くらいはほしいなとは思いますし、いまは個人事業主ですが、ちゃんと税金を払えるようにはなりたいし、法人化もできるならしたいとは思います。

でも、まわりの人のように「いつまでに、月商いくら!年商いくら!」の目標はナイです。

目標はあるほうが良いとは思いますが、売上などの数値だけが目標ではないですし、正解があるわけでもないと思っています。

伺いたいのは、おふたりが目標をどう考えてきて、どう変わってきたか。です。
ぜひ、よろしくお願いいたします^ ^

「目標を立てた方が良い」・「目標を立てる必要はない」という 両方の意見を耳にすることがありますが、現在の僕の考えは「目標を立てるべき」です。

実際に毎月目標を設定して、毎週振り振り返るということをやっているのは効果を感じているからです。

習慣にしてみて感じることは「目標は振り返るからこそ意味がある」ということです。

年始に1年の目標を立てるだけ立てて、気づいたら年末になっていた…というのは誰しも経験したことがあることだと思います。(笑)

このパターンの問題点は「振り返り」をしないことです。

大事なことは目標を立てることではなく、立てた目標に近づく努力をすることです。その努力の具体的な行動が「定期的に振り返ってギャップを確認する」という作業です。

目標を達成するプロセスは地図で例えられることが多いです。

目的とする場所に行くためには「目的地」と「現在地」の両方が必要ですが、目標設定となると「現在地」を確認しないケースが増えるのです。

非常に当たり前の話ではありますが、やるべきことは目標と現状のギャップを理解して、そのギャップを埋めるための行動をするだけです。

また、目標の立て方と行動への落とし込み方にもコツがあると考えます。

よく「月に○○円を稼ぐ」・「○○万PVを達成する」といった目標を見かけますが、自分でコントロールできない部分を目標とする場合は行動レベルの目標まで落とし込んであげる必要があります。

例えば10万円を稼ぐことを目標とするのであれば…

・1万円の商品を10個販売するのか?
・5,000円の商品を20個販売するのか?
・1,000円の商品を100個販売するのか?

ということを決めなければいけないですし

・ブログで売るのか?
・メルマガで売るのか?
・SNSで売るのか?

などの販売チャネルも決めなければいけません。

仮に1万円の商品を10個、ブログで売るのであれば

・3日に1個売る
・成約率が1%と仮定すると3日で100PV
・1日33PVを集めるために・・・

といったように具体的にやるべき行動が見えてきます。

そうすると「1日1記事更新する」といったような行動目標が設定できます。

単に「今月は10万円!」と目標設定するのと、行動目標まで落とし込んで「1日1記事更新する」と目標設定するのとでは目標の達成率が全然違ってきますし、改善点もハッキリと見えてくるものです。

目標設定をする時には行動目標まで落とし込んで、1週間に1度振り返る時間を取ってみることをお勧めします。

詳しくは本編でどうぞ!

→ 【第323回休日会議_音声直リンク】20:58