ビジネスのもう一つのやりがい。人の数だけ「心を打つ物語」がある。【第371回休日会議】

憧れている人はいますか?あの人といつか一緒に仕事をしたいなと思う事はありますか?

憧れている人がいるコミュニティへ飛び込む。その中でレベル差を感じたり、慣れなくて居心地が凄く悪かったり。そんな中でも、自分が出来る事にとことん打ち込んで、次第に周囲からの信用を得ていく。周囲からの信用を元に大小のチャンスが舞い込む。そこで実績を積み重ねて登壇。憧れの人の元に飛び込んだ自分が、いつか憧れや目標、指針となる存在に変わる…。

マーチャントクラブを運営してから7年目になりますが、上記のような流れをいくつも見てきました。土曜日は事務所で二つのイベントを同時進行しました。その時の出来事をシェアさせてください。

1つはマーチャントクラブの部会「HOSMARKETI WORKING GROUP」の勉強会。そしてもう1つは、事務所の壁に絵を描いていただく「シバタハルカ壁画祭2021」です。

入会1年。横田寛明のノンフィクション映画を特等席で見た1日

マーチャントクラブは本部の全サービスの他、2つの支部、そして複数の部会があります。その中でも最長寿の部会が馬場ふゆか主催の「HOSMARKETI WORKING GROUP」です。

今回はふゆかさんが産休のため、副部長の横にゃんが登壇。彼は1年ちょっと前に、同じくマーチャントクラブメンバーの森山治美さん(通称ハルピス)との出会いをきっかけにビジネスが好転し、入会した経緯があります。

複数のコミュニティで交流を重ねながらも信頼を積み重ねる横にゃん。この信頼は「部会への有料参加者」がHOSMARKETIの部会史上、過去最高記録に繋がることに。メルマガやLINEのように登録人数がハッキリとわかる形ではなく、目には見えない信用信頼が形になった瞬間を僕は目の当たりにしました。

まさに冒頭に書いた流れを体現していく横にゃん。ライブ配信終了の10分前には、サプライズで師匠である森山治美さんも事務所に到着し、「出会った時の横にゃんと、今の横にゃん」について語ってもらいました。師弟関係で一画面の中で共演したのは初だったんじゃないかと思います。

…僕、40歳なのですが、人生でこんなににゃんにゃん書くのは初めてです。。。

本部、支部、部会。人が集まって参加している場には少なからずドラマがあります。僕はその全てに立ち会いたいし、同じ空間を共有したい…と思うのですが、日程が重複する事もあり、別件の打ち合わせも方々であり、なかなか難しいのが現状です。

でも、この日は横田寛明(横にゃん)のノンフィクションドラマを、誰よりも近くで見る事ができました。昔の自分自身にも重なり、多くの過去のクライアントにも重なり、そして初期のマーチャントクラブメンバーにも重なり、とても感慨深い1日なりました。

次はどんな物語を見る事が出来るのか?そのためにも、僕が誰よりも走らなくてはならないし、これだけのエネルギーをもらえたら以上、お返しをしたくて溜まりません。

事務所の壁に絵を描いてもらう企画第一弾

一方で「ばた漫画スタジオ」のシバタハルカさんに絵を描いていただく企画第一弾。ライブ配信の真横では、朝11時〜夜9時過ぎまで、バタさんが事務所の壁に絵を描いてくれていました。

遊びを仕事に、仕事を遊びに。遊びだから真剣になれる事ってありますよね。僕だったら格闘ゲームとか。そして、真剣だからこそ、その向き合い方とクオリティが仕事に繋がる。僕が周囲の方々に熱烈に進めている好きな循環です。また6月の中頃に、事務所に絵を描いていただく第二弾「バタ壁画祭り2021」を実施しようと思います!

真ん中の絵画は、同じくマーチャントクラブのたかえさんの作品

僕には絵心がないので、絵が描ける人を物凄く尊敬しています。どんな頭の中になっているんだろう?どんな見え方がしているんだろう?とか。ちなみに僕の画力をご覧ください。

逆に、バタさんやたかえさんには、僕がどのようにモノをみて、こういう絵になっているのか知りたいかもしれません。笑

決して進撃の巨人をイメージしているわけではないのですが、子供の頃に描いた絵も、今描いた絵も、大差はなく画力というステータスに関してはマイナスに振り切っている菅智晃です。

コミュニティを通じてひとりひとりの凄いところ、敵わないところ、素敵なところが見つかるというのは、一つの大きな醍醐味ですよね。改めて自分が出来る事、知っている事は極一部に過ぎないと感じます。

うちの壁にも絵を描いてほしい!という依頼がありましたら「バタ!バンクシー化事務局」までお気軽にご連絡ください。連絡先はこちらです

人の数だけ「心を打つ物語」がある。

2003年、僕がビジネスを始めた当初の事。僕はこの世界を最大の自己表現の場として捉えていました。結果を出せば出すほど、声が遠くに届く。自分の考えに関心を持ってくれる。20代はそんな気持ちで突っ走ってきました。

それからは、誰かに喜んでもらう事が嬉しくて、失敗もたくさんあったけれど、紆余曲折で充実した日々。ただ今はもっと、自分ではなく「関わる人」のドラマに触れたいと思って精力的に活動しています。

心の底からありがとうと伝えたい1日でした。それではこの話の詳細を本編からお聴きください。

ビジネスのもう一つのやりがい。人の数だけ「心を打つ物語」がある。【第371回休日会議】