ビジネスで正直深い悩みを抱えているあなたへ。同じ時代を生き抜く友人より【第304回休日会議】

あなたは今、ビジネスでどんな悩みを抱えていますか?帝国データバンクの資料を見ていると、小さな会社や個人事業主の悩みの上位は「営業・販路開拓」が最大の課題となっています。

1位:新規顧客へのアプローチ方法
2位:販売すべきターゲットの市場選定
3位:商品及びサービスのPR

僕も毎日「あーでもない」「こーでもない」と悩みながら、一歩一歩積み重ねてビジネスを育てています。あなたも上手くいっている事とは別途、必ず何かしらの課題に直面して悩んでいると思います。

大事なことなので繰り返します。悩みは誰しもが抱えています。

挑戦をしている限り悩みはつきもので、それは事業規模に関わらず、個々で並列に「重くのしかかっている部分」です。不安やプレッシャーなどに襲われて倒れてしまいそうな方、ネガティブな方向に引っ張られてしまう方は、ここの向き合い方を1つ変えてみましょう。

ワクワク感、楽しそう、面白そう、やってみたい!こうした気持ちを「表(おもて)」とするならば、「裏(うら)」には不安、プレッシャー、責任、周囲の評価などがあります。

今となってはネタで話していますが、僕自身、過去には1人で真っ暗な部屋の中で体育座りをしている事もありました。プレッシャー、責任、周囲の期待などなど、自分自身の中で過剰に大きくしてしまうのです。

「もしも」「仮に」を最大限ネガティブに考えてから、一歩ずつ前に進む思考に変える感覚でした。最終的には、何も考えていないくらい楽観的な印象になるのが特徴です。笑 でも悩みに悩んで這い上がってくる過程は誰も知りません。

これは次のステップへ行くための試練。もっと心を強くするための挑戦権。僕はまだまだこんなものじゃない。ここを乗り越えなければ、描いた未来なんて到底手に入れる事はできない!と、奮い立たせる事はよくありました。

ここの乗り越え方は、本当に人それぞれ。「地球はいずれ滅びるし」とか「人生は死ぬまでの暇つぶし」とか、自分が納得する言葉で拡大解釈してすんなり飛び越える人もいます。笑

また、「一度きりの人生」「勝負時が来たら人生まったなし!」という気持ちで鼓舞して乗り越える人もいます。定期的に不安が押し寄せてきても、お気に入りのポジティブワードで乗り越える。自分の心の弱さを受け止めて、それでも前に進もうとする自分を、自分自身で褒める!

言葉の力は偉大だなと感じる瞬間です。

挑戦して一度乗り越えれば、同じ事に関しては信じられないほど簡単に乗り越えられる事を幾度も体感してきました。簡単に乗り越えられるようになると、さらに「今の自分のままでは実現出来ない事」へ挑戦したくなります…。

乗り越えた先にある初めて見る景色は、言葉には出来ない鮮やかさがあって、また違う景色を見てみたいという衝動に駆られます。

それを僕1人ではなく、惹かれあった仲間と共に見る事が出来たらもっと大きな感動があるかもしれない!と思うと、完全なるエゴですが、たどり着きたい欲求が強くなるんです。

なので、未知の挑戦には悩みは尽きません。あなたも僕も、みんな悩んでいます。それぞれの課題は違うけれども、1人じゃないんですよね。みんな同じ。

僕はこれまでの成功体験ではなく、失敗体験が支えになっています。失敗した時、実際に何が自分の身に起きたか?想像する不安が的中する事はありませんでした。経験してきた年数(キャリア)に価値があるとするならば、失敗して乗り越えてきた数かもしれません。

あとは、月並みな言葉ですが事業にかける熱量。

例えば、その間に事業プランを誰かに話せば「否定的な意見」も飛び交います。それは無謀だ。それは上手くいかない…など。これはプラスに捉えると、同じ土俵に上がってこないとも言えます。文面通り無謀なケースもありますが、そんな時は「自分の描いた花が咲くイメージ」を盲目的に信じ込みます。

なんだか、決して考え方としてお勧めできないニュアンスになってしまいました。笑 でも、過去を振り返ると「結局誰の意見を聞いてもやめずに挑戦」という選択を取ってきました。

ビジネスは偉大とされる経営者であっても、100%想定通りにいく事はありません。要所で都度、壁があらわれて「難題」として降りかかってきます。

スキルやテクニックで乗り越える事もあるけれど、実体験、そしてこれまで出会ってきた輝いている方を見ていると、精神的な部分のタフさ、押し寄せるネガティブ思考の跳ね除け方に核がある方が多いなと感じています。

週刊少年ジャンプの三大原則は「友情・努力・勝利」。一方で、ビジネスを育む僕らも、泥臭い経験談を含めて生き様をフルオープンにして、誰かの「勇気、目標、指針」になれたら…。それは懸命にビジネスに取り組んできたあなたや僕にとって、誇りに値する大きな価値があるんじゃないかと。

同じ時代を生き抜く僕らが示せるモノ・コトは、既にビジネスの枠組みを超えたところにもあるはず。そんな事を考えていた日曜日の昼下がりでした。

本日の休日会議の内容はまったく別のテーマですが、購買意欲の高い層と低い層をLPで一緒に訴求してしまうから、セールスがダレてしまうというお話です。下記よりお聴きください。

購買意欲が高い人を置いていかないセールスが出来ていますか?【第304回休日会議】