セミナーの魅力や充足感を最大限に高めるコツ【第237回休日会議】


土曜日の午前中に休日会議を収録し、昨日はそのまま品川へ。女性経営者の方々に向けて、デジタルコンテンンツの制作セミナーをしてきました。セミナーは申し込みがあった時点でスタートしているという感覚を持つ事で、別物の経験をお届けする事ができる凄い場なのです。

例えば2時間の映画のうち、1時間55分は最後の5分をどう魅せるかの前フリだと考えると面白いかもしれません。
それは、セミナー単体で考える必要はなく、申し込みからセミナー当日までの期間に出来る事は山ほどあります。

セミナーの価値を高める施策は事前提供にあり!

セミナーを申し込んでくれた方への情報発信は、精読率が飛躍的に高まります。そこでどんなアクションをとるのかで、参加者1人1人との関係値が大きく変わってきます。

今回はセミナーの開催日から逆算をして、事前ワーク、テスト、事前学習、そしてセミナー前日のメッセージの資料を作りました。

事前ワークのPDFを配布し1人1人を知る。

まずは、申し込んでくれた方々に「事前ワーク」のPDFをお渡ししました。これは参加してくれる方々、今何をしていて、どんな事を考えていてというパーソナルな部分も含めて知る事ができます。

事前ワークでわからない部分、迷った部分はLINEで無制限で相談に乗ります。やり取りを通じて理解を深めていただき、事前ワーク後のアドバイスを1人1人にしていきます。

成長を可視化するためにテストを配る。

次に「コンテンツ販売」をしていく際のリテラシーを把握するために、1問5点で90点満点のテストを配りました。例えば、無意識で法律に違反してしまっているケースも度々見受けられます。また、規約違反の方法は自己責任とは言え、その方法論を販売するのは倫理的に問題がありますよね。また、実績や裏付け(根拠)も必要になります。

テストを通じて、事前理解が点数として表れるのがポイントです。点数は何点でもよくて、正しい知識を身につけて満点になれば、成長を可視化する事が出来て身になるセミナーとなっていきます。

共通知識として知っておいてほしい事を事前にまとめて配布

セミナー当日、全員が一定の共通知識をもった状態でスタートを切るほうが「理解」が深まります。この共通知識をセミナーで説明しても良いのですが、共通知識のPDFを配布する事で浮いた時間を、他の重要部分に割く事ができるようになります。

補足としての動画を送り、当日の雰囲気を感じてもらえるような配慮も、1人で来る方には安心材料になります。

実演して体感してもらってから説明に入る。


上記の流れを、ただ説明されただけは「ふーん」くらいで終わってしまいます。なので、今回セミナーに参加してくれた方々には、僕が実際に資料を作って配布していく過程を全て体感してもらって、最後に意図を説明しました。

デジタルコンテンツ制作がメインのセミナーなので、考え方についての話は省いたのですが、裏メッセージを受け取ってもらうために一連の流れを構成していきました。

まずは当たり前を疑う事。セミナーを申し込んだら準備をして当日を待つ…だけではなく、出来る事は多々あります。その事例として様々な資料を配布して、やり取りをしていくという流れを体感していただきました。

セミナーは一人一人を知る絶好の機会であり、それはセミナー当日ではなく、申し込んだ段階から始める事ができます。参加してくれる方々のブログ、Twitter、販売サイトを見ながら僕自身も刺激をたくさんもらう事ができました。

どんな絵を書いて構成していくか?これは特段難しいスキルではなくて「どう喜んでもらおうか?」とあの手この手で考えるサプライズ企画に似ています。

セミナーを終えての感想に少しホッとしています。

 

とは言え、セミナー当日は「お伝えできていない事」も多く反省点は多々あります。。。でも、参加された方々はきっと「初めての体験」を通じて少なからず実りがあったようで安心しました。僕自身はセミナーをやって1人1人を知る事ができて良かったと心から思っています。

本日の休日会議は上記セミナーの5時間前に収録


日曜日の昼更新!が目標でしたが、今宵も夜がふけてまいりました。汗

今回は風邪をこじらせたあと、もう1回こじらせる…という失態がありましたが、少しゆっくりして体調回復に努めます!!それでは本日の休日会議をお聴きください。(質問、相談もLINEよりお待ちしています

【第237回休日会議】
セミナーの魅力や充足感を最大限に高めるコツ