型を見つける前の初心者の方にお伝えしたい3つのこと【小川議事録220】

こんにちは!アイマーチャントの小川(@ogawakenta)です。

この記事を読んでいる方の中には「テンプレートが変わってる…!」と驚いている方も多いのではないでしょうか?菅さんが新しいテンプレートを導入してくれたおかげで結構見た目が変わっています。(そして表示スピードも挙がっている気がします。)いやー、驚きました。←

さて、今回の休日会議は読者さんからいただいた質問に回答させていただく回となっています。前回の音声で質問を募集したところ、数件のご質問をいただいたので2週に分けて回答させていただきます。いただいた質問は個人情報を隠した状態で掲載させていただきますので、回答を予想して音声を楽しんでいただければと思います。

回答させていただいたご質問は、下記の3つです。

Nさん

菅さん、いつもありがとうございます。
金曜日のセミナーから懇親会までこちらもありがとうございました。
さて、質問ですが、こちらで質問するにはあまりにも内容がお粗末かとも思ったのですが、なんでも良いとの事でしたので…

ステップメール、ブログなど有益だと思っているのですが、なかなか書けません。
コンテンツの作成も含めて、音声、動画など有益な方法とそのやり方について教えてください。

よろしくお願い致します。

 

Kさん

私はいわゆる初心者です。たまごレベルです。ワードプレスを立ち上げた。これからどうしよう。という段階です。

私の様なたまごレベルには、型、基準が必要だと思います。少なくとも私は必要です。型を見つけるのにも、2年くらいかかりました。

いわゆる、子育て中、家でやれるビジネスを!と求めて探しても、検索スキルがない段階だと、簡単に稼げる!と、収入を打ち出した広告にばかり、目が行ったり。一度見始めると、そんな広告ばかりが溢れてました。

え?ネットの世界ってなんか怪しい!怖い!嘘つきの世界?脅しばかり。というおそる恐るのスタートから、2年、ようやく休日会議、マルコさん、小澤さんにたどり着きました。

長かったです。

型を見つける前の初心者、たまごレベルが注意する点、心がけるポイントがありましたら教えて下さい。

 

Oさん

菅さんこんにちは、Oです!

今後展開予定のビジネスで、広告代理店の運用で効果があがってないと感じる経営者向けに、社内(インハウス)マーケッターを養成する講座をやろうとしているのですが、BtoBマーケットの見込み客開拓のために、菅さんならどうされるか聞いてみたいです!

型を見つける前の初心者の方にお伝えしたい3つのこと

今回の音声ではいただいた3つの質問に回答させていただいたのですが、個人的に熱くなってしまったのはKさんからのご質問についてでした。僕も似たようなことを考えていたことがあるので、改めて文字にして思うところをまとめたいと思います。

1つ目は「時間の使い方」です。

現代社会に生きる僕たちは「時間に追われること」が結構ありますよね。日々過ごしているだけでは自分でも「何に時間を使っているのか」を把握できていないものです。なのでまずは「どのように時間を使っているか?」を把握すべきでしょう。

1日24時間しかないのは誰にでも当てはまることですから、僕らが工夫できるのは「時間の使い方」と考えています。「新しいことをやりたいのに時間がない」という状態に陥ることはよくありますが、普通に考えて時間は作るしかありません。これまで使っていた時間の使い方を見直して「捨てるもの」を決める必要があります。

…と偉そうに語っていますが、これは僕自身も現在進行形で奮闘しているところです。例えば休日会議の記事の更新方法も見直しをしています。これまで「100回前を振り返る」と「5分で読める休日会議」をやっていましたが、音声を聞きながら文字で書き起こす作業に1回あたり2時間程度かかっていました。1週間あたり2時間と考えると大したことは無さそうですが1年で考えると軽く100時間を超えてきます。結構な時間です。

やめて数週間ほど経ちますが、アクセス数は変わっていません。…とすると、この努力の方向は効率的ではなかったということがわかるので、別の方向性で努力すべきということがわかります。(ありがたいことに1件だけ「無くなって寂しい」というご意見をいただきました。能力不足で申し訳ないですが、もう少しリソースに余裕が出来たら再開することも検討しますので、しばしお待ちいただけますと幸いでございます。)

2つ目は「自分で型を見つけることを決めること」です。

これは少し抽象的な概念になってしまうと思うのですが、とても大切な事なので文字にすることにチャレンジしてみます。

「やり方」を求めることは悪いことではないのですが、「人から教えてもらうこと」を前提としていると痛い目を見る可能性が高いです。もちろんアドバイスをもらうことはあったとしても基本的な考え方として「自分で見つける」ということを決めておく必要があります。そうでないと滅茶苦茶ブレます。

何をするにしても同じだと思うのですが「新しいことを初めてやる時」は、簡単なことすらできません。頭で理解したことが実際にできないものですから、まずは基本を繰り返して感覚を掴むところからやっていく必要があります。

知識先行型で色々と学んでしまうと、基本ができていないのにも関わらずできたつもりで、始めから難しいことをやろうとしてしまいます。そして当然失敗して「自分には向いていない…」と別の方法を探すこととなります。(そして、このパターンをひたすら繰り返します。)

新しいスキルを身につけることは大変なことです。その時に僕らが優先しなければいけないことは「一貫性」と「捨てる勇気」と「単純化」の3つだと考えています。もう少し詳しく言語化すると「考えとやり方に一貫性を持つこと」・「今の自分に必要のない情報や時間の使い方を捨てること」・「やるべきことを単純化すること」となります。

もっと簡単な言葉にすると成果を出すために必要なことは「考え方を変えて実行するのみ」と言えるでしょう。簡単ではないですが、非常にシンプルです。

始めるのが遅すぎるということはなく、頭を切り替えると決心した日からスタートすることができます。

3つ目は「やろうとすることだけ勉強すること」です。

先ほど説明したことと被る点が多いのですが、とてもとても大切なことなので1つの段落として取り上げておきます。

特にスタート段階において、最も意識しなければいけないことは「実行力=アウトプット」です。残念ながらいくらインプットしても成果には繋がらないんですよね。アウトプットに対して成果が表れることを考えると、どう考えても「アウトプット=実践」することに重きを置くべきなのです。

そのためには「捨てること」が非常に大切で、自分がやろうとしていることだけ勉強するようにしましょう。

「あとで使えるかもしれないから先に勉強だけ…」という考えは捨てましょう。まずは「知っていることだけやる」ことを意識しましょう。あとでいくらでもリカバリすることができるので「知らないことはやらない」ぐらいの感覚でOKです。

多くの人が「知らないよりも知っておいた方が良い」と思っている節がありますが、僕から言わせると「知らない方が良いこと」の方が多いです。捨てることは新しいことを得るよりも何倍も苦しいですからね。

あと、項目からは外れてしまいましたが「自分が初心者である」ということは言葉にする必要はないと考えます。初心者であることは事実かもしれませんが、免罪符ではないですかね。初心者から抜け出すという覚悟が無ければ成果を出すのは難しいです。

…と、気づいた文字だらけになってしまいましたが、個人的には大切なことを伝えたつもりですので、是非参考にしてみてください。

それでは、本編はこちらからどうぞ!

→ 【第220回休日会議】音声直リンク(22:06)