初挑戦!Zoomでオンライン合宿をやってみた結果…【第317回】

Zoomを使った打ち合わせや収録(休日会議の収録含めて)は何年もやってきましたが、20名以上のオンライン合宿という形でやるのは初めて。戸張さんが企画してくれた合宿に講師として参加させていただきました。(緊急事態宣言中のため、熱海開催→Zoom開催)

難しい部分、それを上回る良かった点、そしてZoom利用のコツをお伝えしていきます。

Zoomによるオンライン合宿を2日間行いました。

実際に会えない寂しさ、個々の理解度や進行状況を即座に確認しづらい点はありました。講義中、参加者はミュートになっているので反応が見えない部分は、エンターテイナーとして…いえ、講師としては、反応を見ながら変えていくという舵取りが難しさがあります。

また、余談から生まれるアイデアは面白いものが飛び出すのが恒例ですが、夜のZoom飲み会である程度カバーできた事が良かったなと!

講義中でも質問は常時チャットでも受け付ける形にして、直接話すことが苦手な方でも比較的やりやすかったのではないかと思います。また、Zoom開催だったからこそ参加できたという方がいた事も良かったです。

ひとりひとりのヒアリング、相談を受けてからの提案。これを人数分ガッツリやるのは、僕自身眠っている引き出しをガンガン開ける良い機会になりました。

疑問に対して即提案、ほかの参加者の方々にもパターンの幅が広がるように、重複しない施策の提案をするようにこだわりました。7年〜8年前に100人組み手(事業相談)を実施した時を思い出しましたが、「自分の今の力量」を図る上でも良いトレーニングになりました。

今回のzoom合宿は、1つのサービスとしてしっかりと成立する事が実感できた事、そして戸張さんや参加者の皆さんと「同じ時間を過ごした同士」という気持ちになれた事が最高の収穫です。(14年ぶりに再開した友人もいて興奮しました)

朝10時にスタートから翌日23時まで、振り返れば本当に充実した2日間でした。また、皆に会える日が来たらいいなと、待ち遠しい気持ちです。

最後に参加してくれた方ひとりひとりからzoomを通じて感想をいただいたのですが、ちょっと恥ずかしいのでビデオをオフにしたのは、ここだけの秘密です。

Zoomで合宿などのイベントを開催する場合のコツ

主催者がメインで講義をする場合は、自分のほかに「共同ホスト」を1人入れた方が良いです。画面共有で講義をしている間に、入室許可のボタンを即座に押すのは難しい。なので、誰かに共同ホストになってもらって入室管理をしてもらうと一切中断せずに進行できます。(待機室があると、主催者がスタート前にスタッフとミーティングをしていても、突然参加者が入ってくることがなくなります。)

共同ホストの設定は、アカウント設定の部分から選択できます。

また、そもそも「待機室の有効にする」のチェックを外す事で、従来通り自動で入室する形式もとれます。

参加メンバーのアウトプットを目的としたブレイクアウトルームの設定、咄嗟の時間延長など、進行も含めて共同ホストにお手伝いしてもらう事をお勧めします。また、Zoomの回線を安定させるためにも、ホストは極力有線接続にした方が良いです。

20名を遥かに超える人数で開催する場合には、全体+ブレイクアウトルームの量基軸で、さらなる設計が必要になりそうです。ちなみに、顔出しが難しい方もいると思いますが、お昼休憩や小休止の時に「顔出しをする事で戻ってきた事を簡単に示せる」ので進行がスムーズになります。

オンライン展開の打率を上げるには、線で見ずに点で見る事

ビジネス活動への余力がある方は、着手するビジネスモデルを「線で見ずに点で見る」という視点を持つと、一気に広がるケースもあります。今の自身のビジネスの延長上でオンライン化を勧める事が最適解とは限りません。

どのニーズを満たすのか?自分のスキルや経験に関わらず事業は展開する事ができます。(このあたりの方法論は過去に配信したサービス利鞘やインタビューによる商品作りなども当てはまります。)

喜んでもらう対象を変えるのは、未経験市場であれば不安も当然あると思います。が!!!!今、仲間がどんな事で困っているのか?どんな悩みを抱えている人がいるのか?誰の役に立てるか?あくまでも顧客思考で考えていきましょう!

それでは、本日の休日会議をお聴きください。

初挑戦!Zoomでオンライン合宿をやってみた結果…【第317回休日会議】