長期で続くビジネスコミュニティの裏側【第283回休日会議】

今週の土日は、マーチャントクラブの勉強会で神戸市三宮に来ていました。講師は久しぶりにわたくし菅智晃。テーマは「会員制モデルの運営方法(ビジネスコミュニティ編)」でした。

これまでの十数年間で20近くのコミュニティ運営に携わってきました。成功体験、失敗談、そこから見えてきた課題、確信した事柄などを共有していく中で、改めて僕自身も大切にしたい思いを整理する事ができました。

第59回マーチャントクラブ講義資料

2000年初頭〜2019年に至るまでの活用メディアの遷移についてもお伝えしたのですが、歴史背景から学べる事も多いのです。昨今のオンラインサロンの流れが、OPNEPNEや無料SNS(独自SNS)の流れは同じ道を辿る理由もわかってきます。

大半の過ちは「どうしたら新規が獲得できるか?どんな切り口で展開すれば訴求できるか?どういうプロモーションで集めるか?」という事ばかりに目が向いてしまう点です。コミュニティの運営って、そうじゃないんです。

新規獲得のデザインだけではなく、その後の運営をどうしていくかのデザインや姿勢で圧倒的な差がつきます。「非再現性の追求」が大枠で意識するべき事で、表面上の仕組みは真似する事が出来ても、表には見えない主催者自身の外交と内政で独自性が生まれます。

一筋縄にはいきませんが、人生をかけて取り組む面白さがコミュニティ運営にはあります。神戸に来れなかったマーチャントクラブのみんなには、ぜひ講義ビデオが完成次第見てほしいなと思います。

それでは本日の休日会議は振り返りを含めて、会員制モデルのコツにも触れていきますので、ぜひお聴きください。

長期で続くビジネスコミュニティの裏側【第283回休日会議】