「再現性が低い」は誉め言葉【小川議事録259】

こんにちは!アイマーチャントの小川(@ogawakenta)です。

良さげな写真が無くて、去年の5月の写真を使ってみました。(特に意味はないです。)自分でも驚いているのですが、この時の僕、めっちゃ太ってますね。(笑)

さて、金曜日には収録を終えていたのですが相変わらずの計画性の無さで、結局日曜日になってから(日付が変わってから)記事を書き始めています。「日曜日に記事を更新しないようにする」という自分との約束が守れていないことにストレスを感じてしまうので、もっとやり方を変えることを意識したいと考えています。(習慣と言うのはなかなか変えられないものですね…)

今回は「世界観」の話と4月20日に行われる「名古屋勉強会」の話です。記事では「世界観」について触れ直します。

「再現性が低い」は誉め言葉

ビジネスの世界では教える側も教わる側も「再現性」を求める傾向が強いです。再現性があるビジネスモデルは教えやすいですし、教わる側もやることがハッキリして取り組みやすいというメリットがあります。

しかし冷静に考えてみると「再現性が高いビジネスモデル」は、その再現性の高さによって劣化する運命にあります。(次々と同じ形のものが出てくるので。)

インターネットの世界ではよく「コンテンツ」という言葉が出てきます。この記事もコンテンツですし、音声もコンテンツ、販売している教材などもコンテンツと言えるでしょう。コンテンツに触れてくれる人のことを考えると「コンテンツの質」を上げることを考える人が多いと思いますが、コンテンツは基本的に後追いの方が有利です。特にデジタルの世界ではコピーが簡単ですからね。時間の経過とともに情報は古くなるのに対して、コンテンツの質が高いライバルはどんどん増えるのです。基本的に価値は比較されることで減少していくので、コンテンツの質を追い求めていくスタイルではいずれ頭打ちになると考えています。

コンテンツは比較されるものであるのに対して、「世界観」は比較されません。「世界観」は菅さんの言葉で、僕がよく使う言葉は「信条」です。その人がもつ「こだわり」や「価値観」と言っても良いと考えます。

僕は、商品やサービスは「コンセプト」と「信条」が組み合わさってできているものと考えています。同じようなことを教えている人が複数いる中で、その人が選ばれるのは「信条」が選ばれているわけです。

昔から大事だと考えている「信条」ですが、これからの時代はますます重要視されていくものと考えています。極端に行ってしまえば「何を言うか?」よりも「誰が言うか?」が大切ということです。(非常に残酷な話ではありますが、どれだけ良い話をしたところで、認知されていない人の言葉は届かないものです。)

何と言いますか…自分の理想を貫く生き方が求められていると感じるのです。

これまで「再現性の高さ」が求められがちでしたが、評価されやすくなるのは「再現性が低いもの」になってきています。「○○さんだからできることだよね。」と言われることを目指していくべきだと考えています。

最も避けるべきなのは「個を比較される場所で戦うこと」、つまり「誰かの劣化版」となることです。自分にしかできないことを突き詰めて作り上げることが求められいくと考えています。

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→ 【第259回休日会議_音声直リンク】19:13