節操のない販促に対する違和感は絶対的に正しい。【第180回会議】


例えば、猫も杓子も「ビジネス環境を変化させるのが大事!」と言われていたら、うんざりするし、誰の心にも刺さりません。
でも事実として、自身のビジネスを加速させて行きたいと考えた時、まず第一に環境を変化させるべきです。これは十数年の自身の経験からも、クライアントの結果からも言い切れます。でも、その辺の人たちと同じ事を延々語ってもまったく響きません。

あなたも「真実なのに伝わらない…。悪質なプロモーションを打つ人たちも都合の良い言葉として多用するし、どうしたらいいんだろう?」と、伝え方の切り口を考えた事はありませんか?

僕がたどり着いた答えは非常にシンプルでした。得る事が出来る未来を見せるとか、身につく事を羅列するとか、成功事例を並べるとか、そうした事は二の次三の次で、大事なのは「掲げるテーマと意思」にあるんじゃないかと。

例えば、マーチャントクラブ立ち上げ(2014年)の動機として「今の無作為で粗暴なプロモーションに違和感がある人達は僕だけではないはず。そしてこの感覚は絶対正しいものである。売上額が全てと言われると、彼らは1プロモーションで数億円の売上を出すケースもあるけど、顧客の財布からいかにお金を奪うかというぶっ飛んだ思想が正解なはずがない。僕らの出した解を広めよう」という気持ちが強くありました。

格好良い悪いという言葉で括るのは幼い表現かもしれないけど、節操のないプロモーションを見ていると、人としてめちゃくちゃ格好悪いしダサいと思ったわけです。あれがビジネスだというならば、僕は1秒でやめてるだろうと思うくらいダサく感じるという心根の部分がありました。

実際、株式会社アイマーチャントは、そうした意味のわからないプロモーションとは全く無縁の中、全うなマーケティング手法を用いて業績を上げています。こうした方法があるという事を知ってもらいたいし、共感してくれる仲間と、今の違和感に一石投じたい、ひっくり返したいという思いの中で募集を開始しました。

個々のビジネススキルの向上はもちろんの事、さらには素直に感じた違和感をひっくり返していきたい、別の道がこれだけ充実しているという事を見せていくという僕の中での意思が、集まるメンバーの意思にもなり、その上で伝える「環境の重要性」であれば、一定の方々に届くのではないかと、そう考えています。

集まるメンバーが各々のビジネスライフを充実させるという単身の思いだけではなく、共通項として掲げるテーマに共感して集まる事で、場の価値は一段と高くなります。何よりもまず、素直に感じた思いをとことん投げかける。角度を少し変えた小手先の切り口ではなく、真っ向から思い切り気持ちをぶつける…というと、熱血バカっぽいイメージがあるかもしれません。が、僕が2003年から今日までビジネスを続けてくる事ができたのは、こうした思いをぶつけてきたからに他なりません。

今日は、健太も僕も風邪という状態からスタートしますが、上記なような思いを持って話をしていました。ぜひお聴きください。

【第180回休日会議 】
節操のない販促に対する違和感は絶対的に正しい。