自社に高額商品はありますか?売れていますか?【第142回休日会議】


今日は株式会社worksの新年会!役員3人で池袋の肉バルで記事を書いています。

溢れるほどの情報が飛び交う中で、受け手が価値を見出しづらくなっている時。アプローチする場所や人によっても反応は様々ですが、どれだけ自分が提供しているコンテンツが優れていたとしても、受け手は「数ある無料レポートの一つ」と受け止めたり、またPDFかという麻痺した状態になってしまう方々もいます。そんな時は、切り口に変化をつけたり、タイトルに工夫を凝らしたりしても、効果はあるけれどそれほど大きな変化は起きません。

ここで無理に仕掛けていっても「他とは違うんだ!」というベクトルで攻めると、家電の説明書のようにコンテンツの良さを延々と語ってしまいがち。こんな時は黙秘一択です。リソースは自社の商品開発やサービス開発にどんどん割いて、ノウハウは自社で活用し続けていく方が売上もアップしていきます。自社の取り組んでいる事としての発信にシフトしていくんです。

ノウハウ提供をしている人たちで、教える事で利益を確保出来なければ立ちいかなくなる…という事があってはなりません。受け手が自ら望んで飛び込んできてくれなければ、せっかく提供するコンテンツも活かす事は出来ないので、それならば自社でとことん活用した方が効率も良いです。他社コンテンツとの違いをピックアップしたり、狭い範疇で差別化を図って注意を引くのではなく、ドンと構えてノウハウを語らず、自社でさらにブラッシュアップして事例を増やし、結果を積み重ねていきましょう。

もちろん、最低限やるべき事をやらず、言い訳の矛先としての黙秘はダメです。ただ、あなたが何年も積み重ねてきた事を価値を下げてまで提供する必要はないし、あなたのビジネスの成長に寄与している手法に強い興味を持つ人は、淡々と過程と結果を発信していくことで必ず現れます。弊社だと「サービス利鞘モデル」は数年間、自社だけで取り組んで数字をガンガン出していきました。その事実の発信を続けている事で「アイマーチャントが何かやっているらしい」と。

自社で十分に成り立っているからこそ提供する価値があり、それが市場のユーザーへの興味や注意を引く事にもなります。教える事で仲間が結果を出して広がる世界は、幾度となく経験してきて確かにチャンスの嵐になりますが、ドンと構えて淡々とやる事が遠回りなようで、より強い注意を引くことにつながっていきます。

それでは本日の休日会議をどうぞ!!

【第142回休日会議 】
高額商品を持っていますか?売れていますか?