サプライズトイから学ぶ時代に即した販売戦略とは?【第229回休日会議】


写真は家にあるL.O.Lサプライズの人形達。世界で5億個売れているというヒット商品です。

開封時の仕掛けが楽しめる(7つのサプライズがあります)のもあるけれど、6歳以上で子供向け…とは言えリーチの幅が広いなと。我が家では、娘が人形で遊び、妻がそれを飾って楽しむ。視点は違えど母娘が一緒になって楽しめちゃうわけです。

Youtubeでは「購入した商品を開封する動画(通称:開封の儀)」がよくありますよね。開封する時のワクワク感というのは、多くの方々が経験あると思います。開封する楽しさを追及して、何が起きるかわからない驚きが隠されているおもちゃ、それがサプライズトイです。

大人と子供が一緒にハマるという事で括れば、ガンダムやポケモンとかは、今のお父さん世代が子供の時に夢中になったという過程があるので自然です。スポーツも一緒に夢中になれますよね。でもL.O.Lサプライズは、年代をまたぐ歴史を作らずして二重に訴求できています。

価格は1,680円。子供には高い料金ですが、その壁を親への訴求で乗り越えちゃうのも凄いところ。この二重に訴求するベクトルは「親子」に限った事ではなくて、二重のメリットという形に置き換えると、僕ら経営者が展開している幅広いビジネスに転用できます。

商品のプロモーションに渡辺直美さんを起用している背景からすると、小さな子供はもちろん、中高生や若い世代、そしてママさんなど、直接言葉にはしなくても広く波及するのが前提な打ち出し方だったのかなと感じます。

インスタグラムやtwitterでの投稿、Youtubeでの開封の儀など、SNSとの親和性が非常に高いのも大きな拡散力になってます。

サプライズトイ「WHO are YOU?」

そして次にご紹介するプライズトイ「WHO are YOU?(ふーあーゆー?)」は、仕掛け方がまた違うのです。体験を楽しむという点では同じなのですが、ストーリーを持たせるという事前アプローチがあります。

正体のわからない、助けを求めている毛玉。。。困っているの?迷子になって汚れちゃったの???
あなたの助けを待っている?澄んだおめめの正体は一体・・・・・??

と書かれていました。小さな毛玉のような生き物を救うというヒーロー体験を想定した商品なんですね。動画では現在1章と2章が公開されています。動画を見ちゃうと大抵の小さな子は、これがほしくなります。笑

ノリで固められた丸い毛むくじゃらの人形で、洗って乾かすと何かの動物の人形になります。何の動物かは洗って乾かすまでわかりません。開封の儀に重きを置いている点はL.O.Lサプライズと同じです。うちの娘はこの動画で完全に虜になっていました。本日、Amazonから届いたので、さっそく部屋のどこかに転がして置いておこうと思います。

本日の休日会議はzoom収録

健太が引っ越しで土日が埋まっていたので、日曜日の午後1時にzoomで収録をしました。中盤以降は健太がマイクロコピーのセミナーに行った時の話が中心になります。世の中には様々な専門家がいて、溢れるほどの情報が飛び交う今、「誰が書いているのか」という点で、専門性を持った人たちの存在が非常に重要です。

そんな中、僕ら全知全能の神にはなる事はできません。何かは捨てて、信頼できる専門家からシェアを情報源にしますね。今後も専門家として情報発信するひち達は増えてくる中、1つだけ超重要なポイントがあります。それは専門家を使う側になるという視点。会社を拡大させていきたいと考えている方はもちろん、この時代に即した視点を10月20日にセミナーでお伝えしようと思います。

それでは本日の休日会議をお聞きください。

【第229回休日会議】
サプライズトイから学ぶ時代に即した販売戦略とは?