寝起き1分ほどで収録が始まった今回の休日会議。健太が何を振ってくるかわからない中でのアドリブトークも鍛えられてきたなと思います。本日は僕が日常に考えている事をいくつかご紹介していきますね!
起きている時間でビジネスの事が完全に頭から離れるという事は独立以降一度もありません。が、これは僕だけではなく多くの経営者も同じような状況じゃないかと思います。日々ビジネスの事を考えていると言うと、ビジネスに対してマイナスのイメージを持っている方にとっては「地獄のような日常」と感じるかもしれませんが、僕にとっては趣味や好きな事にどハマりしている時と同じ状態です。
1人で風呂に入っている時とか、ゲームをしている時、布団に入っている時などなど、いくつかの問いを自分に投げかけて、シミュレーションをするのが癖になってます。これ、自分も同じだよ!っていう人がいたらだいぶ気が合います。
・もし、僕が○○さんだったら、どのようなビジネス展開をするのか?
・もし、僕が○○さんをプロデュースするとしたら何をするのか?
・もし、僕が○○さんと一緒にビジネスをするなら何をするのか?
・もし、□□というメディアの利用規約が変わって、今までの方法が通用しなくなったら?
・もし、□□というメディアが無くなったら?
あとは販促に関しての切れる手札に制限をかけて、その中で利益を最大化させるにはどうするか等、マニアックになりすぎて「人とは?」「人生とは?」という崇高すぎて着いていけないところまで頭の中でぐるぐるし始めたら寝る!みたい事をやってます。笑
この妄想が、いつの間にか多くの企画を生み出し、多くの方々とタイアップする事になり、顧問コンサルティングにおいても過半数を経営者へと導く事ができました。
ビジネスを始めて、マーケティングがどんどん面白くなってくると、知的好奇心も増してきてどんどん吸収して力をつけていく事になります。ですが、突き詰めていくと1周するという経験が必ずあります。あれ?結局は最初の思考回路に戻っている…みたいな。突き詰めていく事で浮かび上がったシンプルな言葉は、巷ではどの書籍でもブログにも書かれているような有り触れた言葉だったりします。
ただ知識と経験がなかった時のAという思考と、経験を積み重ねた上で再び行き着いた思考Aは、表面上は同じなのですが「質」がまったく違うわけです。何だか自分で書いていてすっごいわかりづらい事を言っているなと思うのですが、結局のところはこうです。
「事実に対して、どう解釈して、どう伝えるか」
事実は変わらないのだけれど、経験を積み重ねる事で視点の数が増えて、解釈の幅が広がります。その中で、今度は伝え方(表現の仕方)によって色が出てきます。その色を、ユーザーの個々の好みによって取捨選択されていきます。
また、経験と学びの中での一時的な浮き沈みは心配無用です。
ダーツの初心者は、狙いを定めて投げるのは難しいので、矢がどこに飛んでいくかわかりません。そこで、トリプルやダブルに運良く矢が刺さって、結構な高得点が出るケースはよくあります。でも上手くなるにつれて、真ん中のBULL付近に矢が集まるようになり、トリプルやダブルに刺さらなくなるため、一時的にスコアが落ちるというのは必ず経験します。
麻雀でも、何も考えずにドンジャラのように組み立てる事で大きく上がることもありますが、知識をつけて戦略立ててやるはじめるようになると、最初にやっていた頃より苦戦を強いられるようになるのも通例です。
ビジネスでも少ない情報量の中でシンプルに動いている時には結果が出たけれど、掘り下げて学んでいく事で難しく考えすぎてしまって迷宮入してしまう人も少なくありません。ただ、必ず1周して一回り大きくなって「根拠」を持って一定の数字をあげていけるようになります。
それでは寝起き収録となった第108回、どうぞお聴きください。
【第108回休日会議 】
コンテンツ制作は事実に対してどう解釈し、どう表現するか。
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