質問の仕方で引き出せる「会話の質」が決まる。【第397回休日会議】

今回、質問をくれたのは2名。お二人ともマーチャントクラブの支部事務局長として活躍されています。質問がもらえると、話す事があるので非常にありがたい!僕と健太は、ここ数ヶ月、収録前に話しきってしまう傾向にあります。東京ー新潟間の距離だからでしょうか。笑 

会話を引き出すコツ

1つ目の質問は、Yさん。

会話をしている時に、相手の方をもっと知りたいと思った際、会話を引き出すコツとかあれば教えてください。

まず大前提として、僕は「他愛もない話」も大好きです。むしろ、その比率も異様に高いです。が、今回はビジネスコミュニケーションにおいて、いかに引き出すかについて答えていこうと思います。

相手の方をもっと知りたい=興味が湧いたという事なので、興味が湧いた部分でもっと深掘った質問をしていくのまず大切。ですが、もっともっと掘り下げていきますね。

僕が今、7年に渡って事務所で一緒に活動している株式会社アクラ代表取締役の井坂君。彼はカメラマンとしてのキャリアを学生時代が築いていたので、僕はカメラについて色んな事を聞きました。

「写真を撮る時に、どこをキ切る取るのか?」という話だったと思います。この切り取り方には世界観があると思っていて、カメラやレンズ、セッティング以前に、彼のカメラの世界観に興味をもったのがきっかけです。

相手の方が詳しい事、好きな事、やってきた事に対して、自分自身が興味を持った事を聞く。自然と話は広がるし、お互い楽しい時間になります。

一方で、自分自身は興味がないけれど、相手が話しやすい内容を探って聞く…のは、やらない方が良いです。僕は、会話をする前に、その人のFacebookや更新されているメディアを2〜3年分見ましょうという話をよくします。ですが、これは相手を知る中で、自分自身が興味を持てる事を探しているわけです。

僕自身も会話を楽しみたいから!というのが1番の理由になっていますが、興味がない話を深掘っても、広がらないですよね。次にどんな事を聞くかですが、ここにはいくつかのポイントがあります。まず、「会話を引き出す=質問する」に置き換えます。

どんな質問をするのが適切で、相手の方が「よくぞここを質問してくれた!」となるのか。この質問の精度によって、引き出す返答が天と地ほどの差に。同時に関係性にも大きく影響します。ライブやインタビューなどの対談にも使えるので、ぜひ本編を聴いてください。

不安との付き合い方

2つ目の質問はSさん。

菅さん、健太さんの「不安の付き合い方」を伺いたいです!人は誰しも新しいことをしようとすると、ワクワクの反面、絶対にどこかで不安を抱えると思います。

私の場合は年始から会社員ではなくフリーランスとして仕事をしていくことになるのですが、会社員ではある今でもタスク管理がうまくできないのに大丈夫かな…すぐに貯金が底をつくのではないか…何もかも嫌になってしまうのではないか…などなど、不安がどうしても拭いきれません。

この不安は消せないものだとは思いますが、あまり暗い未来ばかり想像するのも良くないように思います。常日頃から数々の挑戦をされているお二人は、どのように不安な気持ちをたしなめて、前を向いてらっしゃるか教えていただけると嬉しいです!

ビジネスに関わらず、不安な事は生物である以上拭う事は難しいですよね。金的な部分は、僕のレベルでしか話せないけれど、利益がどれだけ増えても、大きな仕事がバンバン入っても、不安は拭えません。

逆にこの状況が続くはずがないとか、事業規模に合わせて出ていくお金も増えていったり。1つの不安が解消されても、万が一の不安が昇格してきます。でもでも、お金の不安は、数ある不安の中でも大した問題ではないというのが僕の考えです。

それ以上に、ビジネスをしていく中での不安は「期待してくれていた方々の気持ちに応えられるか?」の方が圧倒的に大きい。そして不安をリスクと捉えると、やはりリスクがない場所に成長はないわけで、成長を求めるとリスクを取りに行くことにも繋がります。

信頼できる友人、仲間、先輩の存在。今絶対に失いたくないものを3つ思い浮かべて、その3つが全て現状手に入っているという自己暗示。数々の困難や悩みも乗り越えてきて今があるというわかりやすい言葉を武器にする。不安の中でも前を向いている仲間との交流、対話。

上記から、不安がドドっと襲いかかった時に、一時的にでも払拭しているケースは多々あります。音声の方では話忘れちゃいましたが、1回ビジネスを辞めようと思った事もありました。これは僕の視野の幅が狭くて、飽きてしまったのが原因。翌年にマーチャントクラブを立ち上げることになるのですが、この話はまた別の機会に。

サイト乗っ取りと戦い続けて60時間

今週1週間は、記憶にないくらい瞬く間に過ぎていきました。昨日は手嶋さんの事務所で炭火焼きを堪能する会だったのですが、僕は途中で寝落ちしてしまうという…。

でもでも、コミュニティ運営に関してアドバイスをたっくさん貰ったので、その記憶はバッチリ!iPhoneでもメモりました!ニーズマッチの代表兼マーチャントクラブの顧問である手嶋さん。僕が真っ先に相談をさせていただく方でもあります。

一方、菅智晃ニーズマッチの顧問でもあります。来年2月にはニーズマッチの支部の主催をやる事になりました。ニーズマッチの仕組みをより深くしるためには、現場を知るのが1番!支部名はまだ「マーチャント支部」にするか決まっていませんが、連動させていきたいと思います。悩みどころはネットとリアル、どちらかを選択しなくてはならない点。むむむむ・・

という事で本日の休日会議はこちらです。

質問の仕方で引き出せる「会話の質」が決まる。【第396回休日会議】