締切期日や強制イベントがもたらす才能のタネの開花【第150回休日会議】


期日を決めた強制力の結果、クラブメンバーの1週間の濃さが著しく変わりました。一歩踏み出した後に継続できるように支えていくというのはコーチのスキルに近いものがありますが、ビジネスコンサルティングにおいては、健太自身のマーケティングスキルが無ければ成り立ちません。

先週に引き続き、今週も来月クラブで講師登壇するメンバーに集まってもらってリハーサルを行いました。集まったメンバーは、マーチャントクラブのバックアップオプション(小川健太のコンサルティング)を利用しています。1人1人が健太の事を凄く信頼しているのが伝わってきて、健太自身も、厳しくも愛がある指導内容で本当に良い関係性だなあと感じた1日でした。

どこかに50万、100万とフィーを払って教わるのであれば、小川健太のコンサルティングはあなたが諦めない限りしっかり向き合い続けて提案をくれるので、クラブメンバーはぜひバックアップオプションを見てみてください。また、マーチャントクラブ10周年に企画した「やり直しのWEBマーケティング」でも、健太が講師を担当しているのでお気軽にお問い合わせください。

ちょっと内向的男子(筋肉はモリモリ)だけど、やっぱり8年間のマーケティングキャリアは伊達じゃありません。

市場も商品も売り方も同じでは縮小あるのみ

ここからは僕が最近考えている事のシェアです。

例えば同じ市場で、同じ商品やサービスを、同じように売る…という流れでは必ず事業は縮小します。単純に未来は人口が減って高齢者で溢れるからという問題ではなくて、市場のライフサイクルという視点でもなく、時代の流れと共に緩やかに変化する人の考え方や感覚に敏感にならなくてはなりません。

時代による変化に関しては、教育という工程で必要性を感じてもらう事は難しいもので、変化すべきは自分自身だったりします。コピーライティングでカバーをするというのも無理が生じてくる事象がまさにそれです。カセットテープとウォークマンを再び爆発的に売るのは無理があるわけです。

その中でも、商品やサービスの変化、見せ方やセールスの変化は比較的想像しやすい部分なので、市場の動向に合わせてうまく適応している方々はいますが、勝負する市場の枠組みを広げるという事に関してはなかなかピンと来ない…という方も多いのではないでしょうか。

もちろん、自社の成功事例を他市場にスライドさせるというシンプルな方法はありますが、得る事が出来る体験に焦点を当てて、他市場のシェアを獲得するという事例はあまり多くありません。

価値基準の1つには「体験価値」というものがあります。この体験で得る事の出来る価値に焦点を絞った時、他市場の意外な商品やサービスが新たな競合となって、新たな市場でシェアを獲得する事もできるんじゃないかと、最近はそんな事ばかりを考えて作業をしていました。

あなたの提供しているサービスは、お客さんにどんな体験をもたらし、どんな感情へ導けるのか?アクセスが集まるとか、集客ができるとか、そこで手にできる未来とか、そういうのではありません。僕自身もうまく言葉に出来ていないのですが、凄く大切な気がしてならないんですよね。

もしかしたら体験する価値で繋げると、あなたの商品は音楽CDが競合になったり、社会人サークルのような場が競合になったり、言い換えればライバル不在の商品群として他市場でシェアを獲得できるチャンスは、表層上ではない部分を着目する事で見出せるのではないかと。

あんまり本を読まないので、この辺について詳しく書いている本は既にあるのかもしれないけど、せっかくならもっと考え抜いて自分なりの答えを導き出していこうと思います。

それでは本日の休日会議をお聴きください!

【第150回休日会議 】
締切期日や強制イベントがもたらす才能のタネの開花