WEB戦略中心の僕が、リアル中心の方々と話して感じた事【第153回休日会議】


2泊3日の名古屋出張から戻り、品川駅で健太と待ち合わせて収録!数年前までは地元近辺ですべて済ませていた僕が、随分とアクティブになったものです!実り多い1週間でした。特に名古屋滞在中は渡邊健斗さんのお世話になりっぱなしで、地元に根付いた経営者さんを複数紹介してくれて、僕もどんどん「リアルビジネスの現状」を知るきっかけになりました。

ビジネスを始めようと思った時僕のようにインターネットの展開が入り口になる人もいれば、地元のコワーキングスペースやシェアオフィス、BNIやニーズマッチのような異業種交流が入り口という方もいらっしゃいます。直接会って交流する、学ぶという事は、環境を変えるにも最適なので、どの選択肢でも良いと思います。

ただ、これまで著者の講師出張で、福井、広島、京都、大阪、名古屋のコワーキングやビジネスコミュニティで話をした時も、各地の飲み会に参加させていただいて色々お話を聞いた時も、役員で参加している株式会社worksや株式会社KNOCKのBNIでの話を聞いている時も、共通する違和感がありました。

WEBには興味があるけれど…という所で止まっている方々がいつも過半数を超えます。興味を抱えたままの状態の人たちに、段階を踏みながらしっかり学べる環境を作ったら喜んでもらえるんじゃないかと!

…と話は戻りまして、名古屋初日は「がっちりマンデー!!」でも先日取材を受けていたタスクールさんで登壇してきました。

名実ともに名古屋で急成長中の起業支援スクール


今年の2月、マーチャントクラブの勉強会後に、いつも通りダーツバーのトゥクトゥクで飲んでいました。そこに、渡邊健斗さんからの紹介で出会ったのが、タスクール創業者の渡邉智浩さんです。

渡邊健斗さんが渡邊智浩さんを紹介して下さった事から、僕の歴史年表ではワタナベ会議と記してあります♡

渡邊さんは副業のままタスクールを立ち上げて、国や商工会の機関もふんだんに取り入れて組織を大きくしていきます。小規模事業者活性化補助金採択、中小企業診断士更新理論研修開始、愛知県経営革新計画認定、中小企業庁創業スクール10選に選出、地域創業促進支援 創業スクール実施機関、経営革新等支援機関認定、東海中小企業支援協会設立、中小企業基盤整備機構共済セミナー開始、春日井起業支援センター設立…

この流れを聞いた時に、渡邉さんは中小企業診断士のスキルと経験を活かしたと言っていましたが、「あ…僕って完全に野良育ちだなと」思ったんです(笑)でも、新鮮な光景に映ると共に、リアルの現状を学ぶ意欲がメラメラ湧いてきました。さらに話せば話すほど、僕と似たような感覚で経営されている事に、僕の興味は渡邉さんに釘付け!

年間500回以上のセミナー開催、周囲のコワーキングスペース等を競合とするのではなく提携して広げていく考え方、さらには、リアルに強く、WEBが課題という話から、マーチャントクラブと協業できるのではないかと感じたんです。僕は逆にリアルの展開方法の幅の広さが勉強になります。

マーチャントクラブはセカンドコミュニティとして全国を対象に展開にしていくので、地元でしっかり根付いているリアルを中心に活動されているコワーキングや創業支援スクール、異業種交流などのコミュニティと相互で手を取り合って、WEBマーケティングスキルの伝達はもちろんの事、各々の会員さんの可能性を最大限広げていければと思っています

そして木曜日にタスクールさんで登壇。WEBに関する話をどこまで抑えて、さらにはどうしたら興味をもっと持ってもらえるかを考えながら、WEBテクニックを封印してわかりやすさに拘りました。例えば、後術しますが、メールマガジンを活用している場合は、ステップメールやセールスプロモーションをはじめとする戦術の手札が一気に広がって面白くなってきます。でも、メールマガジンを身近に実践していなければ面白い話にはなりません。

一時期OtoO(Online to Offline)という言葉が流行っていましたが、小さな会社や店舗が効果的な成果が出たという話はあまり聞きませんでした。手法の伝達だけでは行動に繋がらないし、もっと本気で歩み寄る姿勢が重要なのではないかと。主催はオンライン側だけではなく、オフライン側と一緒になって展開していく事。どれだけ戦術の手札を広げても、この温度感が最も重要です。

リアルの方々はリアルでぶっとんだ実績を残している方も大勢いるので、売上を倍々にしていけるなというワクワク感がこの遠征で感じた一番の発見でした!


● タスクールさんにもマーチャントクラブのメンバーに!

東京のWebマーケッターの菅智晃先生にご登壇して頂きました先生が運営するWebマーケティングマーチャントクラブタスクールも参加させて頂きます

タスクールさんの投稿 2017年3月23日木曜日

名古屋出張で講師&翌日のリサーチでわかった事


ブログで集客をするという部分が一番イメージしやすいのかなと感じました。これは、今回の名古屋出張だけで感じた事ではなくて、山田さんから依頼されて飛び回る講師出張でも感じた事です。WEBにはすごく興味を持っているけれど、実際にはなかなか手がつけられていないという状況でした。そこで、入り口をブログにしてWEB集客に興味を持ってもらった後、メールマガジンで戦術の手札をドカっと広げていける提案が出来ればなと。

メールマガジンを活用する事で戦術の手札が広がります。誰がいつどのタイミングでメールマガジンの読者になっても、初動で5通〜10通のステップメールを組めば、読者の温度感を均一に近づけることができます。また、そのままフロントエンド商品の提案もできますし、事前周知を徹底する事で、販売初日にある程度の成約を出すことも可能になります。

そこでタスクールにいる会員さんに最も喜ばれるものは何かを考えた時…佐藤旭さんの顔が浮かびました。ブログ集客に興味がある方々は、「ブログ 集客」と検索する事もあるでしょう。その時、一番トップ来ているのが佐藤旭さんの記事です。

現在東京限定でWordPressのワークショップを開催していますが、電話でお願いして名古屋でもワークショップを開催していただく事に!これはリアル中心に展開してきた方々にとって、めちゃくちゃ相応しいスタートを切れます。

名古屋で展開している方々数名からお話を聞かせていただきました。


<名古屋でリアルで講座やサービスを売っている方々の方法>

FAXDM、チラシ、異業種交流会による出会いを通じて、3,000円〜5,000円のフロントセミナーに来てもらい、個別相談のオファーまでが最初の段階。後日1人1人と面談をしてバックエンドセールスに入る、という流れが多くの方々が採用しているパターンでした。ブログ(アメブロも多い)やFacebookは積極的に活用されていて、そこからもフロントセミナーに流れるようにされていました。また、提供商品も全て対面による講義やサポートが中心という方々が多いため、マンパワーへの負荷は結構なものです。

インターネットであればアフィリエイトシステムが使えますが、高額商品のアフィリエイト成約をできる人はなかなかいません。といか、一朝一夕ではかなりしっかりと作り込まなくてはいけないので、紹介者との友好関係や、どれだけ手間を軽減させて販促協力をしてもらうかの工夫が必要なってきます。ただ、1人で面談をするのはマンパワーのために、限界がありますよね。

また、入り口をLPにして広告出稿やオウンドメディア、各種SNS、アフィリエイトシステムを活用して興味ある方々を集めていくにしても、地元で個別面談がゴールの場合は、やはり向き合える人数に限りが出てきます。もちろん、会う事が楽しくて情熱を燃やせるのも凄く気持ちはわかるのですが、僕らWEB畑の人間が最も得意とする有料無料のデジタルコンテンツを制作していく事で商圏は自由自在に拡大できるし、かなり有効だなと。

僕も実際に会う事が楽しくて、マーチャントクラブを開設したり、別件で各所に出張に行きますが、月数十件…となると、なかなか難しい。WEBのレバレッジを効かせる事で、この手の「リアル中心で講座を販売している方々」のビジネスは、商圏がグッと広がり利益も倍々になります。

昨今は、WEBプロモーションにおいても、入り口が WEBなだけで、集団説明会や個別面談によるセールスという流れは増えてきましたが、チームでプロモーションを仕掛けているために作業が分担できます。この辺りのチームビルディングも一定の結果を出している方々には有効なノウハウと感じました

また、有料無料のコンテンツを駆使した展開方法は、2006年頃にはWEBマーケティングの中で鉄板となり、今現在も形を変えながら進化を遂げていますが、デジタルコンテンツの制作販売は大きな需要を感じました。思えば、小川健太はもちろん事、弊社の顧問コンサルティングでは必ず「デジタルコンテンツ」の制作販売から着手していました。今、リアルの方々に向けてこの方法論を二人三脚で取り組んでいくのは、ビジネスライフを一転させるほどの効果があるでしょう。

さらに、WEBに関しては、マンツーマンで教えてもらえる場を作ると良さそうです。もしくは、WEBマーケティングの全体像やイメージを鮮明にするために、誰か1人をプロデュースしていく全行程を細かく見せていくと良いのかなと、休日会議を収録している時に思い浮かびました。WEB集客や販促の専門家は数多くいますが、1人で10,000円の商品を20本売る事ができるマーケターは1000人に1人もいません。リアルの方々はWEBをほとんど介さずにアレだけの大きな数字を出しているのであれば、WEBにレバレッジをかける事でドーンと飛躍する事は容易にイメージできます。

【第153回休日会議 】
WEB戦略中心の僕が、リアル中心の方々と話して感じた事