人を売るか、モノを売るか【小川議事録142】

こんにちは!アイマーチャントの小川です。

2017年が始まってから1週間が経ちましたが、年末に引いた影響を未だに引きずっています。今年の風邪は長引いている人が多いみたいですね。(涙)皆さまもお気を付けください。

さて、今年一発目に収録した音声でお届けする今回の音声は、2017年の目標について語っています。色々とツッコんで質問をして、エキサイティングな音声となっています。

なお、前回お休みさせていただいた「100回前を振り返るコーナー」も復活しております。第42回休日会議は「覇気を纏えライティングセミナー」に参加した直後の音声となっております。当日のセミナーの様子を語っている回ですので、合わせてチェックしてみてください!

【第42回休日会議】自己表現は「集めたい人」を選ぶ側になる第一歩。

【小川議事録42】自分の言葉を捻り出す

人を売るか、モノを売るか

音声の中でも触れていますが、約2年前の様子を振り返る「100回前を振り返るコーナー」は自分達にとって良い影響を与えてくれます。「こんなことを考えていたのか!」と驚くこともあれば、「変わってないなぁ…」と感じることもあります。今回の音声や記事を、将来の自分が見た時に何を思うのかが楽しみだったりします。

さて、今回の議事録では「伝える」ということをピックアップしてみたいと思います。「ユーモアを取り入れて伝える方が伝わる」という主張がある一方で、「笑いのエッセンスを取り入れることで売上が落ち込む」という主張もあります。音声の中では「ジャパネットたかたの前社長さんの記事(古館さんTV通販に挑戦「伝えられず」売り上げ8割)」に触れつつ、「情報を伝えるのは難しい」と言ったわけですが、収録を終えてから改めて考えてみました。

消費者の立場で考えてみると、結局は「人」を買っているのか「モノ」を買っているのかの違いではないでしょうか?「この商品が欲しい!」という感情と「この人から商品を買いたい!」という感情は似ているようで別物だったりします。いくら欲しい商品が見つかったとしても、接客していただいている方が苦手なタイプだったら別の店舗で購入する…という、ひねくれ者は僕ぐらいしかいないかもしれませんが、多少なりともこの気持ちはわかってもらえるはずです。(笑)

特に物販の場合は「モノを買う」というケースが多いですから「笑いは厳禁」という主張は納得できます。場のムードは良くなるのですが、笑うことにベクトルが向きすぎてしまって(エンタメショーのようになってしまって)、「商品を買う」・「実践に移す」など相手に動いて貰うことはなかなか難しいです。どちらかと言うと「面白い」ではなく「興味深い」方に舵を切った方が上手く行くケースが多いです。

一方で、その人自身のサービスを販売する場合であれば、笑いの要素を取り入れるのはアリだと考えています。笑わせてくれた人を嫌いになることは難しいですし、面白い人はそれだけで魅力的だからです。同じTV通販だったとしても、高田前社長の「プレゼン術講座」を販売するのであれば、笑いを軸にした伝え方でも商品は売れると考えています。人によって笑いのツボは全然違うだけに多くの人に共感してもらうことは難しいですが、自分と似た価値観を持った人に意見を届けるという意味では非常に強力な方法の1つです。

情報発信をするということは、色々な伝え方ができるということですから、これからも精進して伝え方に工夫を重ねていきたいと考えています。そして、その成果をこの場を通じてお伝えできればと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします!

それでは本編はコチラからどうぞ!

→ 自社に高額商品はありますか?売れていますか?【第142回休日会議】