インタビューで価値あるコンテンツを作る秘訣【第111回休日会議】

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音声は手軽に収録できて配信できる便利なコンテンツです。ICレコーダーがなくても、スマートフォンでも綺麗に録ることができます。なので、わずか数分でも、場所を選ばず、とにかく写真のように居酒屋とかでも「今だ!」と思って音声を残してみるのはどうでしょうか?

自分の読者に情報をシェアする、おすそわけをするという感覚で、あなたが読者の代わりにインタビューをしにいく事で、自分自身にコンテンツがなくても、インタビューをする事で価値あるコンテンツは必ずできます。ただ、どのようにして録るのが効果的なのか、ふわっとした中でも、ダラっとした空気感でも、価値を注入するにはどうすれば良いのかをまとめました。

また、文章でも音声でも動画でも、コンテンツは数があればあるほど、戦術面での手札が増えます。
収録時間が2分間だったとしても、その旬なコンテンツをいち早く配信するという意味では価値が生まれ、鮮度を重視して一切編集をすることなく届けても良いでしょう。

例えば、飲み会の席で盛り上がった話があった場合、その企画の趣旨を2〜3分収録して即配信します。次に、さらに興味のある方にコメントを残してもらったり、メールアドレスを登録してもらうアナウンスをします。そこで10名でも20名でも、興味があるという手が挙がれば、企画を実現させるきっかけになるし、セミナーやサービス提供などの案に繋がりますよね。

作り込んで配信する事がすべてではなくて、情報発信を身近に、そして気軽にするために「録音」を意識してみるも良いです。コンテンツ制作に敷居の高さを感じる場合は、情報発信を身近にする意識改革が手っ取り早いです。

コンテンツを作るのが大変と思う必要はありません。文章は、伝えたい事が明確に決まっていても、伝えたい事をより理解してもらうために背景となる前文が重要になりますよね。なかなか書く事に慣れていない人にとっては壁に感じるかもしれません。また、動画に関しても、話している内容以外に視覚の部分(映像)に気を遣わなければならないので、技術的にもなかなか難しいという人もいるでしょう。

文章だから読む人もいて、動画だから見る人もいますが、音声だから聴くという方もいます。僕はPodcastでの配信だけではなく、有料商品として販売したり、読者プレゼントにしたり、メールマガジンの登録特典に活用するなど、その用途はさまざまです。

今回の休日会議では、インタビューで価値あるコンテンツを作るためのコツをピックアップしてお伝えしています。

<インタビュー型>

・対談はどちらかが「インタビュー」に徹し、進行役を務めましょう。
・相手の考えや方法を聞き出す事に徹しましょう。
・他者の話をコンテンツ化出来るというのがインタビューの趣旨です。
・自分の読者に情報をシェアする、おすそわけするという感覚です。
・読者の代わりに自分が聞きに行き学びを共有しましょう。
・常に話の軸は相手に置きましょう。自分の話を決して軸にはしません。
・聞きたい事(質問内容)を箇条書きにしておきましょう。
・インタビューする側が、時折リスナーに向けて言葉を投げかけましょう。


また、インタビューでは相手を魅力やノウハウを引き出す事に徹するわけですが、それだと、相手に興味を持つ人が増えるだけで、自分に関心を持ってくれる人はいないのではないかと思う方も相当数います。これは大きな間違いで、インタビューからの読者増で媒体力を拡大した人は大勢います。販売力を高める一つの方法論としてもぜひお聞きください。

【第111回休日会議 】
インタビューで価値あるコンテンツを作るコツ。