インターネットビジネス業界の歴史を紐解いて未来を予測する【小川議事録93】

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こんにちは!アイマーチャントの小川です。

昨日は2016年一発目のマーチャントクラブの勉強会!今回の勉強会会場は「学校」にしまして、みんなで楽しみに満ち溢れていました。ところが、前日の時点で天気予報は「大雪」・・・「辿り着けるかな…」と不安でいっぱいでしたが、結局は雪降る降る詐欺に振り回される結果となりました。大した混乱もなくて何よりでした。(会場の場所がわかりづらく、迷子が続出したのは別の話。笑)

天気予報の話で言えば、今回のように翌日の天気を100%当てるのは無理なものですし、週間予報ともなると、ますます精度は落ちるのです。ここから見出せる教訓は「長期予報ほど外れる」ということになるのですが、だからといって全ての予報を無視していては、安心して予定を立てることすらできません。

重要なことは「長期予報は外れやすいということを認識しながら利用する」ということでして、これはビジネスにも当てはまることだと考えています。

今回の音声では、マーチャントクラブの講義(の一部)でお話した「インターネットビジネス業界の歴史」について軽く触れました。音声収録時点ではガッツリと資料を作り込んでいる中で気づいたことを話しているのですが、改めて聴きなおしてみると具体的な事例を挙げきれず、少しわかりづらい部分もあるなぁ、と自分でも思います。(笑)

約1時間程度の講義で話した内容なので到底文字だけではまとめきれませんが、要点のみまとめてみたいと思います。

ざっくりとした流れ

2004年:インターネットビジネス業界が大きく進んだ1年(情報販売インフラ)
2005年:アフィリエイトの概念が浸透した1年(アフィリ手法販売)
2006年:ブログアフィリからメルマガアフィリ(「特典」の開発)
2007年:稼ぐ系以外のジャンルへの広がり(顧客対象の変化)
2008年:PPCアフィリエイト大流行(報酬が大きく伸びる)
2009年:プロダクトローンチを輸入(売上の桁が変わる)
2010年:PPCアフィリエイターの締め出し(情報発信、せどりへ)
2011年:無料オファーの流れとせどりブーム(SNSで顧客層が変わる)
2012年:スター誕生!無料オファーの世界へ(アフィリ報酬高騰)
2013-2015年:商品単価の高騰。ASP→独自決済へ(把握難易度UP)

インターネットビジネス業界が大きく動いたのは2004年からでして、その後は世の中の流れと共に発展してきた流れを把握することができます。その時々のターニングポイントは省略しますが、基本的には同じ流れを汲んでいることがわかります。「基本的な流れ」とは『集客ができるインフラが整備される → そのジャンルに参入する』です。

ヤフオクができて、稼げる系の情報販売が流行る。 → 稼げる系情報が売れると分かって、ASPができる。 → ASPの発展によって、アフィリエイターが誕生する。 → アフィリエイターが差別化するために「特典」が生まれる。 → アフィリエイターとして稼ぐ方法が販売される。・・・などなど。

こうやって眺めていると、一連の流れは繋がるのでして、今後の動きの予測を立てるのに役立てることができます。(もちろん、長期予報は外れるのですが…)

ビジネス市場全体から見るとインフォビジネス業界(インターネットビジネス業界ではない)は非常にニッチな業界であることは間違いないのですが、僕の意見としては現時点で「バブル状態」でして今後、今まで通りのような成長率は望めないのではないか?と考えています。(今後、新たな層の莫大な流入は見込めないと考えているため。この辺りは音声でもお話しているので、音声をご参照ください。)

その一方で、「副業をしたい」と思う方は増えていくとも予測を立てていまして、その活路をインターネットビジネスに求める方は増えるでしょう。(この辺りのニュアンスをお伝えするのが難しいですが…)個人的に考えることは、この層をターゲットにした時に、いかにアプローチしていくか?と言う部分が課題であり、攻略ポイントだということです。

少し難しい内容となってしまいましたが、業界の歴史を紐解く作業は楽しく有益ですので、是非是非取り組むことをお勧め致します。それでは、本編はコチラからどうぞ!

→ 行動に移せない、チャンスを掴めない時の打開策【第93会休日会議】