ビジネスにおける「テンプレート」と「オリジナル」の使い分け【小川議事録86】

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こんにちは!アイマーチャントの小川です。

しかし、FacebookをはじめとするSNSというものは便利ですね!SNSをほとんど活用していない僕が言うのもアレなのですが、先日、8年振りの方から連絡をいただきまして、改めて便利さを実感した次第です。休日会議で発信している内容だったり、マーチャントクラブで活動している様子を見てくれたようで、Facebookから連絡いただく流れとなりました。

8年前と言えば、まだビジネスに携わる前の話でして、自分でビジネスを始める前の自分自身を形容すると「海外の原色の色がついたお菓子ぐらい甘い」となるのですが、当時、彼の眼にはどのように映っていたのでしょうか?全く聞いてはいませんが、今更になって気になる部分ではあります。

「8年」という時間は文字にすると2文字ですが、僕の人生においては結構な割合を占めているのでして、髪型・顔・服装・身長・体重・視力・メガネなどなど、自分自身を構成するパーツの多くに変化がもたらされます。ちょっとインテリ風に書いてみると「人間の細胞は6年周期で入れ替わる」と言われていますから、そういった意味ではもはや別人なのかもしれません。・・・(笑)

数時間という短い時間ではありましたが、久々に会う友人と話をする経験は(単純に楽しかったのもありますが)改めて自分自身を発見することにも繋がっているような感覚を持ちました。「自分から誰かを誘って…」という積極性が欠落している僕にとってはすごく新鮮でした。

こうやって文字にしてみると「だから何?」という話なのですが、個人的に楽しかった話題なのでなんとなくピックアップしてみただけで、そろそろ本題に入っていきたいと思います。

ビジネスにおける「テンプレート」と「オリジナル」の使い分け

今週の休日会議は「アフィリエイトディスカバリー3周年記念セミナーの舞台裏」として『何を考えてセミナー構成を作ったのか?』という部分を改めて話す回となりました。セミナーを見ていない方にとっては一部「???」という部分もあるか思いますが、菅さんが伝えたかった「自分都合では難しい」というメッセージは改めて言葉にして貰ているので是非聞いてみて下さい。※今回の音声もかなり良いです。(なお、今回使っている写真はセミナー中に発生した『突然、キャッチコピー』のコーナーの時のものです。)

議事録では、『ビジネスにおける「テンプレート」と「オリジナル」の使い分け』に関して、少し抽象度を上げて感じている部分を文字にしていきたいと思います。

(実際はビジネスの世界に限らずですが…)ビジネスの世界には数多くの「テンプレート」が存在します。楽にサイトを作るためのテンプレート、読み手の反応を取りやすいコピーライティングのテンプレート、商品の販売を楽にするセールスのテンプレート、お客さんとの契約をするためのテンプレートなどなど、周りを見渡してみると僕たちの周りには多くの「テンプレート」があります。

テンプレートを使うというのは、ある意味で「自動化」であり、自分自身のエネルギーを節約する「省エネ」とも言い換えることができます。一度0から作って成果が上がったものを再び活用する際に、もう一度0から作りはじめるのはエネルギーのムダですからね。そう言った意味でテンプレートを活用するのは効率的であり、悪いことではありません。

そういったテンプレートの良さを実感し、活用している身にも関わらず、僕たちが度々「テンプレートだけに頼っていてはいけません。」という発言をする理由は、テンプレートだけを活用することによる弊害があるからです。その弊害とは『思考停止状態となること』です。

テンプレートを求める人の多くは「楽」を追及しています。このこと自体は悪いことではないのですが、「テンプレート通りにやれば成果が出る」と考え、自分自身で考えることをやめてしまうことが問題なのです。(思考を自動化してしまうこと。)

残酷な事実の1つですが、1つのビジネス手法がテンプレート化して流行した時点で、その手法は終わりに近づいていきます。単純に使う人が増えれば増えるほど効果が薄まってしまうからです。テンプレートというものは一種の「枠」のようなものでして、テンプレートの効果が薄くなってきた時、多くの人は『このテンプレートはもう使えないから、他のテンプレートを探そう』と、別の「枠」を探し始めるのですが、実際は定められた「枠」から外に出る事ができるかどうか?という部分が成果を分ける大きな大きなポイントなのです。結果的にそれが「オリジナル」と呼ばれるものとなります。

人が用意してくれた枠の中に留まることは楽で、居心地の良いものではあるのですが、そのままでは既存のテンプレートから一歩外に出ることができなくなります。定められた枠の外に出るためにはパターン化された思考の外に出る必要があるわけで、そのためには自由に思考できる柔軟さが求められますが、これを文字にするのは非常に難しいものがありますね。(この部分は僕自身の力不足ですが。)

凄く簡単な言葉でまとめるのであれば、「枠」の内と外に自由に行き来できるようになること、そしてその場面を自分自身で選べるようになることが重要です。(言葉で語るほど簡単なことではないのですが、これは基本を繰り返してできるようになるしかないです。)

ツラツラと文字にしてみましたが、今回の音声が1つのヒントとなっているのでは?と思いますので、是非チェックしてみてください。本編はこちらからどうぞ!

⇒ セミナー構成のコツは布石と伏線回収による印象付け【第86回休日会議】